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★★ プリンターを買い替えた ★★
2020年01月11日

 「プリンターが故障???」のコラムで、互換インクを使い続けるとファームウエアに組み込まれた意地悪プロクラムで故障したように思わせられるということを書いた。実際はハードウエアとしては全く問題は無く、嫌がらせを受けてもその都度抜け道を探して使い続けることはできるけれども嫌気がさしてプリンター本体を買い替えることにした。

 プリンターメーカーもアメリカで訴えられたこともあって、これまでの間違ったビジネスモデルを止めてランニングコストが安い機種の販売を始めた。これを使うとインクの価格も互換インクメーカーのインクよりも安くなるようで、一気に互換インクメーカーをつぶそうという戦略が見えてきたのだ。

そこで買い替える機種をどれにするか調べてみた。一応筆者に必要な仕様を備えたもので調べたところ、
①CANON G3310 4色 A4カラー1枚当たり0.8円 カートリッジ1,600円 本体28,000円
②EPSON EW-M571T 4色 A4カラー1枚当たり0.9円 カートリッジ2,100円 本体31,000円
が候補にあがった。
ヤマダ電機に行って見たところ、①は在庫があったが②は既に新機種に変わっていた。インクカートリッジ(ボトル)を調べたところ、①は1種のみだが②のメーカーのは機種ごとに名前が違い価格にもかなり差があった。
直接嫌がらせを受けたメーカーのものは使いたくないので、在庫が在った①に決めて購入した。

 持ち帰ってセットアップしたのだが、従来のインクカートリッジ方式と違ってかなり面倒であった。じっくり説明書を見ながら作業を進めれば出来ないことも無いが、部品をセットして、インクを充填する操作は、おそらく普通の人にはちょっと無理な面もあるかと思われた。

 とりあえず筆者の所有する3台のパソコンでWi-Fi経由で使えるようにセットアップしたが、従来使ってきたプリンターと比べてプリンター接続に失敗したり、印刷までの時間がかかるなどメーカーによる技術の差がかなり感じられた。やっぱりプリンターはE社なんだな。

 ところで、問題のインクだが、Blackは135mlが2本、マゼンタ、シアン、イエローが各1本付いておりモノクロ6,000枚、カラー印刷でA4約7000枚分だそうだ。筆者はこれまで年間2,000~3,000枚ほど印刷してきたが、3年以上はインク補充は不要なようである。インクそのものの値段も互換インクメーカーのものよりも安いのだ。おそらくあと2~3年で互換インクメーカーは廃業することになりそうである。

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