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★★ Hαフィルターとセンサーによるニュートンリングと判明 ★★
2020年11月08日

今日も雲から時々見える太陽でQHY5P-Ⅱカメラのテストをしました。昨日のテストでモアレの縞模様はUSBトラフィックによるのだろうとみていましたが、PSTを通した大陽ではSharpCapの設定をどう変えてもモアレが出てしまいました。
興味深い黒点が出ているのにこれでは台無しです。
一昨日と比較してみると、太陽の写り方は約90°変わっているのに、縞模様はカメラに対して約45°斜めに入っています。また太陽像に対し少し曲がった感じです。一昨日より縞が濃くなっているのは、コントラストが最大になっていたためです。
一昨日はPSTから外したカメラにレンズを付けてテストしたとは言え、手で前にレンズを置いただけのボケボケ揺れ揺れ画像で見ていて斜め縞があったように思えたのですが、今日はASI290MCに付いてきたカメラをきちんとねじ込んで付けてピントも合わせてテストしてみました。これでは完全に正常なモノクロ画像で、カメラやキャプチャーシステムの問題とは思えません。
PSTのHαとの間で起こったモアレなのでしょうか?そんな事って起こりえるのかな?さっぱり分からなくなりました。まだまともな太陽でのテストが出来ていないので、明日の午前中は晴れそうなのでもう一度キャプチャーソフトも変えたりしてテストしてみるつもりです。

そのあと、ようやくこんな記事を見つけました。
「太陽Hαの単色光のデジタル画像で特有のパターンノイズやニュートンリングが写り込むことがあります。この現象は、センサーとフィルター間で小さい干渉を起こしニュートンリングと呼ばれるモアレパターンが現れるのです。このパターンを解消するためにはセンサーチップをわずかに傾けます。この現象は、カラーでもモノクロセンサーでも発生します。オプションのアクセサリー(TST マウントスケアリング調整アダプター:TSJT2)を使用することで解決できます。」
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