今日は日没後すぐに雲が出る予報なので、早い内にオフアキシスガイダーのテストを済ませたいと思い、まず月を撮影してオフアキシスガイダーのテストを行いました。ところがなかなかうまくいかない。ピントだけの問題かと思っていたのですが、別の問題にぶち当たってピント合わせすら出来ないうちに雲が出て中断しました。長焦点でのオフアキシスガイダーは難しいですね。
その時に撮った月です。
月齢13.2
前日のテストでピントさえ合わせれば星は小さくなってPHD2でガイド星の設定が可能だろうとの見通しを付けて臨んだのですが、Lost connection
to cameraのエラーメッセージが頻発。ある程度星が小さくなりキャリブレーションを始めようとするとすぐにLost connection to
cameraが出たり、ガイド星を見失いましたとなって全く先へ進めない。Lost connection to cameraがなぜ出るのかの原因も分からない。
そこで、ASI290MCをSharpCapで出してみたところ、これも数秒でカメラを認識しなくなってしまいました。再接続するとモニターに反応するのですが、また直に動かなくなる。なぜだろう?わからないままとりあえずSharpCap側でピント合わせを確認。星が最も小さくなる位置で固定しました。星は小さくなっても楕円形、少しピントがズレると扇形になる。PHD2は円形でピークが立ってないとガイド星として認識してくれない。
Lost connection to cameraはSharpCapでも出るということはカメラとケーブルケーブルとパソコンの間で接触不良があるのではないかと思われます。これが出た時ケーブルの差込口をぐりぐり動かしたり差し込み直しをしたのですが改善されない。ASI290MCは惑星撮影で何度も使ってきて問題なかったのになぜだろう?明日はケーブル端子をアルコールで拭いてから使ってみます。
それと、PHD2がもっと大きな星もガイド星として使えるようにならないか調べてみます。オフアキシスガイダーは本来は長焦点向きのはずで、長焦点なら星は大きく写ってしまいますよね。遠くの小さい星は光害地では見えないので使えませんよね。
さあ、どうしたものか。明日は満月の1日前で条件としては悪いですが、月から離れた空で雲に邪魔されないで落ち着いてテストしたいものです。