今日も昨日同様、3日前までは雲が無い予報だったのが、どんどん予報が悪化しました。晴れることを期待して撮影強行。
今日はCelestronC5を使ってM33銀河を狙いました。淡い銀河なので、昨年も撮影難航して「呪われた銀河」と表現したように、色んな障害が続出してうまく撮れませんでした。今年こそEQ6Rの導入で改善された環境でスタートしたのですが、初回から雲に邪魔されたりし、特に今回は長時間露光でミラーシフト問題が大きく出ました。
M33銀河
[撮影データ]さいたま市、EQ6R赤道儀、オートガイダーTOUP75GSS、CelestronC5、1250mm、F10、QuadBPフィルター、ASI294MC-PRO_0℃、SharpCap-PRO、Dark適用、5min-19fr、10min-1fr、20min_9fr、ステライメージ8で処理、トリミング無し
19時過ぎから撮影スタート。空が明かるいので5分露光、モニターでは腕は全く写らない。22時には天頂近くなりヒストグラムピークがかなり左になったので10分露光に変更、それでもヒストグラムピークは左に偏っているので20分露光に変更、20分だとモニターでも腕が見えるようになりました。オートガイドも順調だったのですが、20分を1枚撮ったところで雲が出てしまいました。でもそのまま継続したら約1時間で晴れてきました。
子午線越えの辺りでは非光害地並に20分でも黒い画像になりました。よし!これならいけると、26時半まで撮影継続、そこでまた雲が出たので撮影終了。後で画像を見ると、なんと星が流れている。オートガイドは雲がある時は乱れているけど、雲が無ければ±2"ほどで非常に順調。流れている方向から考えるとミラーシフトしか考えられない。天頂近くでミラーの傾きが変わるためだ。また大きな課題が出てきましたよ。