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★★ EQ6R赤道儀オートガイドテスト ★★
2019年06月01日
今日は雲量100%で絶対天体撮影できない空でしたが、薄雲状態で双眼鏡で見ると雲を通して辛うじて星を見ることが出来たので、EQ6Rでオートガイドの適性テストだけでもしようと、バルコニーに設置してMeade8"鏡筒を付けてオートガイドだけのテストを行いました。北極星は見えない状態なので、デジタル水準器で三脚の水平をとり、マウント赤緯を35.8°に合わせておいて、オートガイダー(KYOEI オートガイダー TOUP75GSSアルカセット)を付けた鏡筒を付けてワンスターアライメント。今日は基準星がファインダーの隅に入りました。一応ファインダーのレクチルに合わせてワンスターアライメント成功としました。そのままPHD2でオートガイドスタート。キャリブレーションが終わったらすぐにドリフトアライメント開始。傾向線が下向きだったので、東側の調節ネジを締めて何度かドリフトを実施。一応傾向線が水平に近くなったのでドリフトアライメントOKとしました。
その時点でのスクリーンショットがこれです。

この間も雲に邪魔されガイド星を見失うことがあったので基準星は一番明るい星に指定しておきました。これは1秒でx400ですが、3mほどの風もありました。グラフ目盛は±16秒角になっています。
このあとx100にしていくつかスクリーンショットを取ってみました。




以上が、EQ6Rの悪条件下のオートガイドグラフです。雲と風があり、極軸合わせも不完全、木造住宅のバルコニーに三脚設置なので人が動くとズレてしまうという環境での結果なのでこんなものかも知れません。補正信号への応答は良さそうです。


ちなみにガイドミスで泣かされたEQ5GOTOの好条件下のガイドグラフはこれです。2018年12月のものですが、上手くガイドされているのに突然大きく振り切れてしまいなかなか元に戻ってきません。この現象が5~10分間隔で不定期に発生したので赤道儀買い換えに至った次第です。

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