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★★ EQ6Rの設置対策その1 ★★
2019年05月30日
EQ6Rを北極星で極軸合わせが可能で、季節限定で北天も撮れるバルコニー南東角手摺に設置する対策を開始しました。従来のEQ5GOTOと同様に木工で台を作成するのですが、木に直接EQ6Rを取り付けようとするとちょっと複雑な加工をしなければならないのと、木材の柔らかさから微妙に撓むことも考えられるので、三脚頭部と同じ形の金属製の台座を作ることにしました。
何十年も前に機械設計した経験を引きずり出してきて、Wordを使って図面を描いてみました。何通りか描いてみて最終的にこの形にしました。

さて、これをどこで製作してもらおうかと、ネットでも探してみました。天体関連では「☆COSMOの天体工房」さんがありますが、出来れば自宅近くの工場がいいかな、と思い、近所の金属機械加工工場に電話してみました。最初は個人で1個だけというのは受けていませんという回答でしたが、たまたま電話を受けた方の近くに社長さんが居られて、どんなものか見てみましょうということになり、「近所なのですぐに図面を持って行きます。」と、即訪問し、打ち合わせをして引き受けていただけました。見積もりは○~○万円かなと言われましたが、その半分くらいにならないですか、と○万円+材料代で、納期は手のすいている時にやっていただければよいということで1~2ヶ月でも可ということにしてきました。

では、これが出来上がったら、どのように設置するかということで配置設計してみました。
本当にギリギリで北極星が見える位置になります。見え方に余裕を持たせるにはもっと東側へ出さなければなりませんが、そうすると赤道儀17.3kg+バランスウエイト10kg+鏡筒10kg+台座αkg=約40kg強がせり出すことになり、手摺が支えきれなくなります。そこで、手摺壁外側内ギリギリに赤道儀重心がくるようにしました。北極星が日周運動で西側へずれた場合にはもしかしたら庇に隠れるかもしれませんが、一旦正確に極軸を合わせておけば、そのまま使い続けられるような運用方法を取りたいと考えています。
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