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★★ 月齢16.4 ぎょしゃ座の天体 ★★
2019年01月22日
満月が過ぎると月の出が遅くなり、それまでの間月の無い状態で撮影できます。

[撮影データ]SkyWatcherEQ5GOTO赤道儀、AutoGuideなし、CelestronC5、F10、Quad BP Filter、ZWO ASI294MC-PRO、-10℃、Capture Area=4144x2822、SharpCap使用、Gain=150、Exposure=0.019s、avi500frame、AS3でスタック、Wavelet、ImageCompositEditorで2枚モザイク合成

月の出までの間に90mmで、ぎょしゃ座のIC405勾玉星雲やIC410、M36散開星団などを撮影しました。月が昇っても、これら天体が天頂部に移動するので、露出は変えなくても済みました。またフィルターや冷却カメラの効果で、昨年よりもコントラストの高い結果が得られました。

[撮影データ]SkyWatcherEQ5GOTO赤道儀、AutoGuideなし、Tamron90mm、F2.8、Quad BP Filter、ZWO ASI294MC-PRO、-10℃、Capture Area=4144x2822、SharpCap使用、Gain=200、Exposure=120sec、png86frame、172min(2.8hr)、SI8&Photoshop、Flat適用、トリミングなし

M36散開星団 C5で月を撮影したので、そのままM36、M37、M38を撮影しました。C5の1250mmだとオートガイドが不可欠なので、gainを400に上げ、露出30秒で4枚だけ撮影するというかなり手抜き撮影です。



[撮影データ]SkyWatcherEQ5GOTO赤道儀、AutoGuideなし、C5_1250mm、F10、Quad BP Filter、ZWO ASI294MC-PRO、-10℃、Capture Area=4144x2822、SharpCap使用、Gain=400、Exposure=30sec、png4frame、120sec、SI8&Photoshop、Flat適用、トリミングなし
上記ぎょしゃ座の星雲星団を撮った中で18:14:16-2分露光にこんなのが写っていました。天体撮影で人工衛星や飛行機が写り込むのは日常茶飯事ですが、これは異常に明るい。火球でもなさそうです。考えられるのはISS国際宇宙ステーションですね。調べてみるとこの日のこの時間に上空を通過したようです。マイナス1.8等星相当の明るさということなので間違いなさそうです。こんなことがきっかけでISSそのものを撮影しようかという気が起こるのかな。