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★★ 初撮り Sharpcapの保存をpngに ★★
2019年01月01日
暮れから新年とよく晴れてくれました。今年の初撮りは前回のFlat画像の問題解決のため、Sharpcapの保存画像をfitsからpngに変更しました。pngだとレベル補正されないのでステライメージ8で使えるFlat画像が作成できます。また、SharpcapのFlat作成ツールでFlat画像も作成できました。この機能はLight画像にFlat処理まで行ってその画像を保存するには有料の-PROのライセンス購入が必要ということです。png画像でもその先の処理でfitsと比べて殆ど差なく使えました。1枚のファイルサイズはfitsの1/3程度になり読み書きの時間が短縮されました。
当初LiveStackを使いましたが、-PRO版でないとFlatやDark適用が面倒なので、今のところやめています。本当に有効に使えるようになったらライセンス購入もありでしょうね。

IC2177カモメ星雲 比較のためカモメ星雲を撮影 60秒なら収率100%です。

[撮影データ]SkyWatcherEQ5GOTO赤道儀、Nikkor300mmF2.8、Quad BP Filter、ZWO ASI294MC-PRO、-10℃、Capture Area=4144x2822、SharpCap使用、Gain=300、Exposure=60s、fits86frame、5160s(66min)、SI8&Photoshop、Flat適用、トリミングなし

M42オリオン大星雲 HDR合成を試みましたが、上手くいかず、加重平均です。色彩的にあまり美しくありません。HDR合成するなら、長秒撮影結果の白飛びした部分にほぼぴったりの短時間露光データが必要なのかな・・・ 長秒撮影ではもう少し分子雲の広がりが写っているのですが、背景真っ黒の短時間露光を重ねると消えてしまいます。

[撮影データ]SkyWatcherEQ5GOTO赤道儀、Nikkor300mmF2.8、Quad BP Filter、ZWO ASI294MC-PRO、-10℃、Capture Area=4144x2822、SharpCap使用、Gain=300、Exposure=7.5s、15s、30s、60s、png136frame、全4920s(82min)、SI8&Photoshop、Flat適用、トリミングなし