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★★ Meade8inで月、火星、M57 ★★
2018年09月17日
 
今日は、天気予報が良い方に外れました。曇り時々雨が快晴時々曇りになり、風も時々そよ風でした。そしてシーイングもまずまずといったところでした。Meade8inの副鏡再メッキ後、初めて大きな障害なく撮影が出来ました。月齢6.8の月が出ていたので、294MCを使って2枚モザイクで撮影。

[撮影データ]SkyWatcherEQ5GOTO赤道儀、Meade8in、ZWO ASI294MC-PRO冷却無し、SharpCap使用、Gain=300、500frame、AS!3でスタック、Wavelet、2枚をモザイク合成

等倍切り出ししたのがこれです。等倍とは言えもう少し鮮明度が欲しい結果です。

次は、カメラをASI290MCに替えて火星です。かなり強い色分散が出ました。補正プリズムを使えば治るのかも知れませんが、まだ持っていません。

[撮影データ]SkyWatcherEQ5GOTO赤道儀、Meade8in、KOWA TSE-14W30XW 14mmアイピース、拡大撮影法、ZWO ASI290MC、FireCapture使用、ROI=640x480、Gain=400、5000frame、AS!3でスタック、Wavelet

月が西に傾く頃から、カメラを再びASI294MC-PROに取り替えてM57環状星雲を撮影しました。前にCelestronC5で撮影しましたが、焦点距離が長い分同じ露出でも大きく写りました。これはトリミング無し。

[撮影データ]SkyWatcherEQ5GOTO赤道儀、Meade8in、オートガイドあり、ZWO ASI294MC-PRO、-10℃、SharpCap使用、RGB24、fits形式保存、Gain=400、LiveStack30secx4framex11をSI8で画像処理、flat画像使用、トリミングなし

50%トリミングしたものがこれです。


Meade8inの再メッキ後の結果として、「期待したほど良くならなかった。」というところです。副鏡不良は30%ほどの光量不足なので、これが本来の光量に戻ったのは確かです。部分的に赤味が出たのは土星の環なので、もう土星を良い条件で撮影出来ないので、確認は来年になります。火星では180FPS程度で撮影出来るので、地面の振動による被写体ブレを多少減らすことができたと言える程度でしょうか。解像度については月で検証できますが、CelestronC5よりは若干良い気がする程度です。Meade8inはこれからもっと使いこなしていく必要がありそうです。光軸については、毎回確認していますが、再調整なしで合っています。

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