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★★ Meade8inで月、火星 ★★
2018年09月19日
 
今日は、天気予報通り、昼間は晴れましたが、暗くなると雲が出ました。シーイングはやや悪い方でした。Meade8inは光軸の微調整を行いました。
月齢9.7の月を294MCを使って2枚モザイクで撮影。シーイングが悪い分、2日前と比べると鮮明度が落ちます。

[撮影データ]SkyWatcherEQ5GOTO赤道儀、Meade8in、ZWO ASI294MC-PRO冷却無し、SharpCap使用、Gain=300、500frame、AS!3でスタック、Wavelet、2枚をモザイク合成

月に向けたまま、カメラを290MCに切り替えたところ、何か変、中央に明るい部分があってピント合わせが出来ない。Meade8inが壊れるたのか?カメラが悪いのか?とあちらこちら調べたが不明、カメラを外してアイピースで見ると正常、カメラ側も正常。最終的に判明したのが、倍率調節のために290MCの31.7mmアダプターを取り外していたため、固定用真鍮板がむき出しになり、これに月の強い光が反射して中央に大きな明るい部分を生じたのでした。この状態でここ数回火星を撮影してきたのですが、これはコントラストが低下するため不正解だったということになります。またひとつ勉強になりました。31.7mmアダプターを元通りに取り付けて月面の超拡大写真を撮影しましたが、シーイングが悪いのでボケボケです。

次に火星に向けましたが、バタバタしている内に雲が出てしまいました。雲が薄くなる時を見計らって撮影しましたが、シーイングも悪く、ピントもうまく合わせられず前回よりも落ちる結果となりました。

[撮影データ]SkyWatcherEQ5GOTO赤道儀、Meade8in、KOWA TSE-14W30XW 14mmアイピース、拡大撮影法、ZWO ASI290MC、FireCapture使用、ROI=640x480、Gain=400、5000frame、AS!3でスタック、Wavelet

まだ火星はそこそこ大きく撮れていますが、大きいだけで、ボケていたのではダメですね。火星が撮影出来るのはおそらく9月いっぱいまで、それまでに何とか妥協できる程度のものを撮りたいですね。現在の視直径は既に18秒を割っているので、駄目なら2年後に再挑戦ですね。

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