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★★ Meade8in の型式が判明 ★★
2018年09月08日
 
6月5日にヤフオクから入手したMeade8inシュミットカセグレンですが、ようやくその型式(型式名がない)が判明しました。

Meade SCT 8" 203mm F10 F=2000mm OTA

です。色々調べていたところ、英語のサイトで中古品の売りがあり、その写真が全く私のMeade8”と同じだったということです。販売価格は$300です。

この型式については入札しようかと考えた時から色々調べてきたのですが、本体には全く型式の記載が無く、ネット上を探しても、現在販売されているものと全く形が異なり分からなかった次第です。ただ、Meade社は1978年に8”シュミットカセグレン鏡筒を発売しているので、最初に製造した製品には型式名を付けなかったようです。SCTはSchmidt-Cassegrain Telescope、OTAはOptical Tube Assembly と、いうことは、今年で発売40年ということになり、手に入れた鏡筒が発売何年後に購入されたものか分かりませんが、5年とすると、35年物ということになります。外見は実に綺麗な状態だったので、あまり使われなかったのではないかと思われます。使わずに押し入れに30年以上もしまわれていたとなると、当然カビだらけになったはずです。それを最近取り出してきて、あるいは元の持ち主からもらい受けた人が使おうとメンテナンスに出したと思われます。メンテナンスを受けた業者、または通の人が、清掃し、主鏡は再メッキにかけたものの、副鏡は台座から剥がすことが出来なかったので、副鏡の再メッキは諦めたのではないだろうかと推察されます。メンテナンスにはおそらく2~3万円かけたものと思われますが、結局副鏡が駄目なので、そのままあまり望遠鏡を知らない業者に副鏡の欠陥を伝えずに売りに出した。外見や主鏡はきれいなので、私も騙されて5万円弱で落札してしまった。相場は3万円ほどなので、2万円ほど高く落札してしまったということになります。

これに8千円ほどと手間をかけて副鏡の再メッキをして、新品同様の鏡面にした。となれば、現状の鏡筒の価値は私が費やした6万円ほどとしておきましょう。果たして6万円相当の性能を発揮してくれるのかどうか…

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