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★★ Meade8in 光軸合わせ ★★
2018年08月30日
 
Meade8inの光軸合わせで失敗し、ネジを取り替えて、再度の光軸合わせをしました。雲があって雲の合間に見え隠れする火星で合わせたのですが、近くに電線があり、結果はこんな状態で一応光軸は合ったと思われました。

この状態で火星を撮影してみました。雲越しなのできれいに撮れるわけはないですが、全くボケた状態で極冠の白い所も見えません。まだ完全に光軸は合ってないようでした。

火星は諦めて、昇ってきた月をアイピースで覗いてみました。覗いた限りでは、そこそこシャープに見えたのですが、ASI294MC-Proを付けて撮影し、モザイク合成したものがこれです。あまりシャープさが感じられません。

雲が少なくなってきたので、肉眼では見えないけど恒星を使って光軸合わせが出来そうになったので、Alpheratzを使って光軸合わせをしました。電線に邪魔されることもなく、まあまあ同心円状態になったかなというところまで追い込めました。

再度の光軸調整後に撮った月齢19の月がこれです。撮影時点では分からなかったのですが、後処理で見てみると鮮明度にはっきりとした差が出ました。

僅かな光軸のズレが鮮明度に大きく影響することが判りました。折角の8インチ大口径も光軸がピッタリ合わないと、その能力を発揮できないのですね。今後は撮影の度に光軸を確認し安定して正確に光軸を合わせていきたいと思います。

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