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★★ Meade8in ★★
2018年08月27日
 
一昨日夜の光軸合わせで、なめて緩まなくなった光軸調整ネジですが、ネットで探した「SK11 なめた六角穴付ボルト外しビット 対応ネジサイズ六角対辺2mm SID-1020H」が今日の昼に届いたので、これを使って何とか緩めることが出来ました。さすがは専用工具ですね。作っていただいた方々に感謝!感謝!

光軸調整ネジは、DIY店で見つけたユニファイネジUNC№6x3/8(9.3mm)に取り替えました。光軸調整ネジは手で回せるものがネットで入手できそうですが、間に合わないのでこれを使用。ワッシャをかましたのは長さが元のネジと同じになるように調節するためです。さらに調整範囲を増やすため、副鏡裏側の調節用段差0.5mmスペーサー0.3mm厚に0.5mm厚のワッシャをプラスして合計調節範囲を0.8mmから1.3mmに広げました。これで、副鏡再接着により拡大した光軸ズレは何とかカバー出来るのではないかと思われます。実際の調節では六角レンチではなく、十字ドライバーになりますが、小さな十字ドライバーを使えば、前回のような締め過ぎが無くなるかと思われます。十字ネジを使ったシュミカセも見かけたことがあるので、この方が正解ではないでしょうか。

蛇足ですが、この写真を見ると手前の床や壁がかなりしっかり写り込んでいます。本来は補正レンズには反射防止コーティングがなされていて、緑色で反射が少ないはずですが、どうやら補正レンズのコーティングはほぼ完全に無くなっているようです。レンズの再蒸着までやるのは無理そうなのでこれはこのまま使っていくことにしましょう。
シュミカセ副鏡の再メッキについても、実施例がネットで見つからなかったのは、今回私が経験したような問題が伴うので、実施する人は稀なのでしょう。

折角難関を切り抜けたので、早く結果を確認したいのですが、現在雷がガンガンなって大粒の雨が降っている状態です。そこで、LEDライトの前に小さな穴をあけた紙で覆った人工星で光軸合わせをしてみました。たった3間の距離なので、ピントが合うところまではとてもいかないですが、何も光軸調整をしていないのに、一応、同心円のドーナツ状になりました。横の縞模様はカメラとLEDライトの周波数の関係で出たものと思われます。これで粗調整が出来た状態です。後は実際の星で微調整に持って行きたいと思います。


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