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★★ Meade8”シュミットカセグレンに致命的欠陥 ★★
2018年06月07日
 
先日ヤフオクで入手したMeade製8インチシュミカセですが、今夜は晴れてテストが出来そうなので、調整すべく色々見てみました。補正板の内側に僅かですがゴミがあったので、掃除してみようと外してみました。補正板の内側に副鏡が付いていて、外からは全く見えなかったのですが、外してみると、何と副鏡のアルミ蒸着の剥がれがかなり多く見られました。これは拭いても取れるものではなく、交換か再蒸着しか手がありません。主鏡の方は汚れ等は見られません。

とりあえず補正版は洗剤と水で洗ってきれいなタオルで拭いて、水分が無くなった頃に再取り付けしました。
補正板を取り外したので、当然光軸がずれているはずで、接眼部から覗いて大きなずれは補正しました。この時、副鏡の欠陥がはっきり見えたので、写真に撮っておきました。これだと欠陥面積だけでも10%程度あるのでしょうか。光量低下を考えると20~30%も起こすように思われました。

外観は非常にきれいなので、喜んでいたのですが、分解して副鏡を見た途端「ガッカリ😞」ノークレーム、ノーリターンなので自分で泣くしかありません。30年以上も押し入れ辺りに入れてあったのでしょう。カビでやられたようです。オーバーホールがなされた形跡があったので、いいのかなと判断したのが間違いでした。駄目だったので売りに出したようです(元の売り主が酷い)。
まあ、これでどこまで撮れるのか試してみるしか仕方がありません。これまで使ってきたCelestronC5よりも劣るようなら、副鏡の交換とか再蒸着が可能なら試みてみたいと思います。

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