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★★ Meade8”シュミットカセグレンを導入 ★★
2018年06月05日
 
天体撮影にのめり込むと、大口径の望遠鏡が欲しくなるもので、これまでは口径5インチのシュミカセを使ってきたのですが、ネットの天体仲間の作品と比べるとどうしても解像度が劣りました。解像度の決め手は望遠鏡の口径であると言われています。ネットで見ていて本当にきれいに撮れているなと思われるのは9.25インチ以上で撮影されたものが多いのですが、そこまで行くと重いので、扱うのに体力が不足します。天体撮影に最も多く使われているのが口径8インチクラスなので、8インチクラスをヤフオクなどで物色してきました。なぜヤフオクかと言えば、このクラスの新品では10万円を超えるので財力が不足します。
で、この度めでたくMeade社製口径8インチシュミットカセグレンを落札することができました。

届いたのを見て第一印象は「デカイ!」持ってみて「重た!」これまで使ってきたCelestronC5と並べるとこんなに違います。どちらもブルーなのは偶然です。物は想像していたよりはきれいで、銘板は新品同様にピカピカ。補正レンズや鏡も目立った汚れは無さそうです。ただ、ファインダーだけがレンズにひび割れとかなりの曇りがありました。これは拭いて一応きれいになり、ひび割れは端の方なので、使用上の支障は無さそうです。ファインダーの暗視用ライトはボタン電池直列2個ですが、完全消耗しているらしく点灯しません(後日ボタン電池LR44を交換したら点灯しました)。鏡筒の型番は全く不明ですが、Meade社でのこの型式のシュミカセは1980~1990年代に製造されたようなので30年ほど経っているのではないかと思われます。いくらで落札したかと言えば、新品のCelestronC5よりも少し安かったです。

体重計で重さを測ってみたところ、カメラ、アダプター込みで8.4Kgです。
メーカーは異なりますが、接眼部は同じシュミカセネジ50.8mmなので、CelestronC5で使ってきたアダプター類をすべてそのまま取付けることができます。ただし焦点距離がC5では1250mmだったのが2000mmになるので、写真撮影には調節が必要になります。
それで、これをSkyWatcherEQ5GOTO赤道儀に取り付けてみました。我が家バルコニーの木製天文台に取付けるとこのようになりました。赤道儀の搭載限度に近い重量なので、バランスウエイトは5KgX2個が必要です。赤道儀の高さが私の頭の位置なので、載せるには踏み台が必要で、落とさないよう慎重にやらなければなりません。困ったことに、アイピースの高さは踏み台に乗って何とか覗けるのですが、ファインダーは高すぎて覗けません。もっと高い踏み台が必要になりそうですね。

早速、超オールド鏡筒のファーストライトといきたいところですが、今日からドン曇り、梅雨に入りそうな気配。いつになったら性能確認できることやら。
購入後にMeade8"シュミカセの作品をネット検索していますが、殆ど出てきません。出てきたものを見ても私のCelestronC5で撮った物より劣るような作品ばかり。Meadeは眼視を主とし写真撮影するユーザーが少ないからでしょうか。

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