HOME
ブログ一覧
戻る
前のブログへ
次のブログへ
★★ 月齢21.9の月 アンドロメダ銀河M31 ★★
2017年09月12日
 
 今日の夜は晴れるとの予報だったので、月が出る前にアンドロメダ銀河M31を撮ろうと、明るい内から玄関前の北極星の見える場所にセッティングし、雲が無くなるのを待ちました。なかなか雲はとれず、ウロコ雲がかかったこんな状態で撮影開始。22時過ぎにようやく晴れました。前回は2分露出で撮影したので、今回は4分露出としました。

準備の段階でピント合わせも行い、フォーカスリングもテープで固定しておいたのですが、いつの間にかずれてピンボケ。M31の撮影を終えて、12時半過ぎて月が昇ってきたので月を撮ってみたところ、月がボケているので気付きました。最初の1枚でモニター拡大して結果確認すべきでした。この程度のピンボケはモニターを直接見ただけではわかりません。
[撮影データ]SkyWatcherEQ5GOTO赤道儀、オートガイド、Tamron200-500mmの500mm、ニコンD5500、OptlongCLSfilter、ISO3200、F6.3、4分x29枚、SI8で手動加算コンポジット、Photoshopで調整
ピンボケだと色んなところに弊害が出ました。ステライメージ8の自動コンポジットを使うと下のようになり位置合わせが出来なかったようです。仕方なく時間をかけて、すべてのコマに基準点を設定してコンポジットした結果が上の写真です。周りの星が皆大きくなってしまいました。また、オートガイドを使っているのになぜかコマごとに大きくずれています。手動位置合わせでも星3,4個分のずれが確認されました。これはガイド鏡と主鏡の光軸が時間と共にずれていったのでしょうか。でも4分間の露光の間は星が伸びるようなことはありません。何か不思議な現象です。ひとつ可能性として考えられるのは、ウロコ雲がかかってオートガイドが基準星を見失い赤く点滅することが度々あったので、この間にガイド位置がずれたのでしょうか???

M31は自動撮影で、12時頃月が昇ってきたので、これはスカイメモSにFinePixS1を付けて撮影しました。明日は下弦の月ですね。
[撮影データ]スカイメモS、FinePixS1、超解像ズーム2400mm相当、ISO800、1/1000、64枚をAS!3でスタック、RegistaxでWavelet、Photoshopで調整
BACK 前のブログへ 次のブログへ