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★★ ZWO ASI290MCで木星、土星 ★★
2017年06月15日
 新しいカメラZWO ASI290MCでの4度目の撮影です。キャプチャーソフトFireCaptureを使って木星と土星を撮りました。ソフトの使い方は先輩仲間から教わり、何とか撮影出来ました。今日のシーイングは中くらいでしょうか。
 まず木星はGainを高くして露出時間を短くフレーム数を多くしたもの(左)と、Gainを低くして露出時間を長くフレーム数は少ないもの(右)を比較してみました。
 あまり変わらないけど、Gainを大きくした方が若干良い気がします。
[撮影データ]SkyWatcherEQ5GOTO赤道儀、セレストロンC5、PL10mmアイピース、拡大撮影法、ZWO ASI290MC、FireCaptureRAW-AVI動画をAutoStakkertでスタック、Photoshopで調整、Gain=450と277、ROI=800x800、FPS (avg.)=56と10、Shutter=17.66msと100.0ms、Frames captured=1134と201

 土星はクロップは使わずROI=1936x1096で撮影し、1280x960で切り出した後640x480にリサイズしました。(始めから1280x960にしておけば良かった。木星も同じにすれば画像サイズを統一出来ますね)

[撮影データ]SkyWatcherEQ5GOTO赤道儀、セレストロンC5、PL10mmアイピース、拡大撮影法、ZWO ASI290MC、FireCaptureRAW-AVI動画をAutoStakkertでスタック、Photoshopで調整、Gain=446、ROI=1936x1096、FPS (avg.)=10、Shutter=100.0ms、Frames captured=1000

 木星も土星も以前のWebcamC270よりはシーイングの割にはきれいに仕上がった感じがします。また後処理の時に気付いたのですが、FireCapture⇒AutoStakkertで処理すると、惑星が完全に中央に配置されていました。木星の自転動画は位置合わせ処理なしにできそうです。
 今回の反省として、早速FireCaptureに1280x960のROIを作成しました。木星はもう少しコントラストが欲しいですね。元はRAWなので、RegistaxかPhotoshopでコントラストを付けることになるのでしょか。土星は向かいのお宅の屋根越しに見えてすぐに撮影したので、大気色分散が強く出てしまいました。丁度衝の時期なので、南中前後で撮影することにしましょう。とは言っても梅雨で天気が悪く、雲が多いので撮れる時に撮るしかないのですが。
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