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★★ ZWO ASI290MCで木星、土星 ★★
2017年06月17日
 新しいカメラZWO ASI290MCでの5度目の撮影です。キャプチャーソフトFireCaptureを使って木星と土星を撮りました。今日も薄雲がかかり、撮影条件は悪かったですが、前回の結果からGainを高くしてシャッタースピードを早くし、撮影フレーム数を増やすのが良いことが判ったので、出来るだけそのように撮影しました。撮影途中に雲がかかってシャッター速度を途中で変更する場面も多々ありました。今回から木星も土星もROI=1280x960を使うことにしました。
[撮影データ]SkyWatcherEQ5GOTO赤道儀、セレストロンC5、PL10mmアイピース、拡大撮影法、ZWO ASI290MC、FireCaptureRAW-AVI動画をAutoStakkertでスタック、RegistaxでWavelet、Photoshopで調整、Gain=450(75%)、ROI=1280x960、FPS (avg.)=28、Shutter=35.1ms、Frames captured=571

 土星も薄雲越しの撮影で最後は雲が厚くなって中止。土星は時間をかけて撮影できるので、今回の全フレーム数は5000です。

[撮影データ]SkyWatcherEQ5GOTO赤道儀、セレストロンC5、PL10mmアイピース、拡大撮影法、ZWO ASI290MC、FireCaptureRAW-AVI動画をAutoStakkertでスタック、RegistaxでWavelet、Photoshopで調整、Gain=500(83%)~550(91%)、ROI=1280x960、FPS (avg.)=2~5、Shutter=162.9ms~109.9、Frames captured=1000~2000

 今回の土星は雲がかかって時々肉眼では見えなくなる悪条件でしたが、以前のWebcamC270による最良作に並ぶ程度になりました。空の透明度が良く、土星の高度が高ければもっと鮮明で綺麗な土星が撮れそうな気がしてきました。この機材セットでの最終目標は黒いカッシーニの間隙が全周つながって見えることです。今年は土星の環が最も広がって見える年なので、是非とも今シーズン中に目標達成したいですね。
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