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★★ ZWO ASI290MCのセカンドライト ★★
2017年06月11日
 新しいカメラZWO ASI290MCで2度目の撮影でFireCaptureを使って木星を撮りました。非常にシーイングは悪かったのですが、同じくらいのシーイングで従来のWebcamC270だとボケた縞しか写らなかったのが、少しだけ縞の模様も写りました。これは感度が上がって露出時間が短くなったためと思われます。今日もかなり赤っぽくなってしまいました。

[撮影データ]SkyWatcherEQ5GOTO赤道儀、セレストロンC5、KOWA TSE-14W30XW 14mmアイピース、拡大撮影法、ZWO ASI290MC、FireCaptureAVI動画をAutoStakkertでスタック、Photoshopで調整、Gain=380、ROI=640x480、FPS (avg.)=146、Shutter=6.821ms、Frames captured=10184
あまりにも赤すぎるので、WB調整したのが下の写真です。(後日発見したのですが、FireCaptureに色調調整機能がありました。)


以前はROI=800x600相当で丁度良かったのが、ROI=640x480でも少し小さくなったので、拡大撮影用アイピースを14mmから10mmに替えてみたところ次の写真のようにボケてしまいました。ボケた原因がシャッター速度が8倍になったためと考えられます。次の機会にはGainを上げてシャッター速度を上げてみることにします。こうゆうところに口径の小さな鏡筒の余裕のなさが出ます。
[撮影データ]Gain=381 (63%)、ROI=1936x1093、FPS (avg.)=15、Shutter=57.57ms、Frames captured=351

まだまだ、この新しいカメラとキャプチャーソフトFireCaptureの使い方で不明な点が多いので、昼間にじっくり時間をかけて色々テストしてみるつもりです。皮肉にも梅雨で天気が悪いので、次回までには十分過ぎるくらい時間はかけられそうですね。
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