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★★ 月齢5.9 M51子持ち銀河 ★★
2017年05月02日
 この新月期に大胆にも超光害地の我が家からM51子持ち銀河撮影に挑戦しました。何も写らないだろうと思っていたのが、薄っすらですが子持ち銀河の形だけは分かるものが撮れました。かなりノイズの多い画像だったので、欲が出て、これを綺麗な画像にしたくなりました。そこで、加算合成ができるソフトのステライメージを購入して処理しました。それでも良い画像は得られなかったので、今度はソフトに合わせた撮影方法を色々やっております。ところが、月がもうこんなに大きく明るくなってしまったので、次の新月期まで駄目かもしれません。次の新月期だとM51がもっと西寄りになってしまうのと、梅雨で晴れ間が無くなるので、今期はもうこれまでかも知れません。

[撮影データ]SkyWatcherEQ5GOTO赤道儀、セレストロンC5、D90直焦点、ISO1600、1/800秒、64枚をRegistax6でスタック、Photoshopで調整

M51子持ち銀河は前回と前々回の反省から、ISOは6400に戻して4分×44枚撮影しました。これでノイズはかなり少なくなり、暗部のコントラストも出てきました。下に前回の結果を比較のために残しました。

[撮影データ]SkyWatcherEQ5GOTO赤道儀、セレストロンC5、D5500、直焦点、OptlongCLSfilter、ISO6400、F10、オートガイド、4分×44フレームをステライメージ8で処理、トリミングあり
[撮影データ]SkyWatcherEQ5GOTO赤道儀、セレストロンC5、D5500、直焦点、OptlongCLSfilter、ISO3200、F10、オートガイド、4分×16フレームをステライメージ8で処理、トリミングあり

4分×44枚=176分ですが、実際要した時間は18:00~24:40なので400分です。この間ガイド不良分4枚、最後の4枚はカメラバッテリー切れで撮影されなかったものです。なぜか4という数字がやたら多く揃ってしまいました。23時30分頃には子午線越えがあり、再導入、オートガイドキャリブレーションが入り、構図が反転しました。これは画像処理で回転させてコンポジットしました。
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