2017年01月16日

　昨日の続きで光害カットフィルターのテストを行いました。昨日のように初めての星雲をいきなり撮影して写る写らないは言えないので、以前にフィルター無しで撮影したことのあるオリオン大星雲で試してみました。目一杯の露出で撮影してみましたが、以前の平凡な作品のレベルを超えることはできませんでした。ただ、極端なレベル補正をして周辺減光が酷くなるというのは無くなりフラット処理をしなくても周辺減光は目立たなくなりました。光害カットなら空をもう少し暗くしたいところですが、空だけ暗くする処理ができないのですね。

［撮影データ］スカイウォッチャーEQ5GOTO、オートガイド、セレストロンC5、直焦点、ニコンD5500、1250mm、OptlongCLSfilter、ISO3200、F10、8分4枚、4分2枚、2分2枚のraw画像をＮｉｋｏｎＶｉｅｗＮＸで調整現像し、Ｐｈｏｔｏｓｈｏｐでコンポジット調整

　手始めにオリオン大星雲を撮り、さあこれから隣のランニングマンでもテストしようとしたら、雲が出てきて撤収

　その後、月が出る頃に雲が無くなったので、またまたFinePixS1で月齢18.1の月を手持ち撮影です。

［撮影データ］FinepixS1、2400mm相当、ISO800、F6.4、1/2000、手持ち撮影、14枚をRegistaxでコンポジット、Photoshopで調整