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★★ 月齢17.1の月 光害カットフィルターテスト ★★
2017年01月15日

 満月を過ぎると、どんどん月の出が遅くなります。暗くなってから月の出までの間が星撮影に使えるようになりました。

[撮影データ]スカイウォッチャーEQ5GOTO、セレストロンC5、直焦点、ニコンD90、1250mm、ISO1000、F10、1/800秒、64枚をRegistaxでコンポジット

 月の出前に、光害カットフィルターを使って光害地での「バラ星雲」撮影に挑戦しました。双眼鏡でも全く見えない状態ですが、EQ5GOTOの自動導入でバラ星雲の中心にあるNGC2239散光星雲が中心に写りましたが、バラ星雲の赤い色はraw画像をどういじっても全く現れません。念力で見ればバラ星雲が写っているのかなと何となく感じる程度です。このフィルターは星雲の赤い色を強調してくれるはずだったのですが、これでは全く効果なしなのでしょうかね。

[撮影データ]SkyWatcherEQ5GOTO、オートガイド、Tamron200-500mmの200mm、NikonD5500、OptlongCLSfilter、ISO3200、F5、120秒
ちなみに、12bitrawで撮影したものをそのままjpgにすると次のようになり、これではPhotoshopでどう調整してもバラ星雲の情報をあぶりだすことができません。ISO3200、F5、120秒が露出の上限でヒストグラムで右端にピークが出ています。まあ、これも条件次第で、同じ光害地でも、もう少し空が澄んでくれれば良くなる可能性があるのかな。(それよりも非光害地へ遠征すれば簡単に撮れるのにね~)
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