HOME
ブログ一覧
戻る
前のブログへ
次のブログへ
★★ Sky Watcher EQ5 GOTO赤道儀 オートガイド練習4 ★★
2016年12月29日

 SkyWatcher EQ5 GOTO赤道儀使用でのオートガイドの使用練習を続けていますが、今日は一応の対策をすべて行いました。その結果まずまずの結果が得られました。
 今日も北極星の見えないバルコニーです。赤道儀設置の水平と赤緯の角度をデジタル水準器である程度正確にしてホームポジションを決め、1スターアライメントの際に赤経方向の補正をし、構図調整はNorthとWest方向で終わらせ、またDECが下(南)へ移動する傾向があったので極軸を西に微調整することで、オートガイドはかなりうまくガイドされるようになりました。本日は8分間の露光でも飽和せず、星も流れなかったです。
 プレアデス星団の星間ガスも写り、刷毛で掃いたような筋も出てきました。超光害地の我が家ですが、年末休みに入って、光害が多少は減ったからでしょうか。

[撮影データ]スカイウォッチャーEQ5GOTO、オートガイド、Tamron200-500mm、ニコンD5500、300mm相当、ISO1600、F6.3、240秒4枚をPhotoshopで調整、フラット処理適用

オリオン大星雲の隣のNGC1977ランニングマン星雲も、あぶりだすことが出来ました。超光害地の我が家からは全く考えられなかった成果です。オリオン大星雲の階調が犠牲になってメチャメチャですが、下に本来のオリオン大星雲を挙げておきました。

[撮影データ]スカイウォッチャーEQ5GOTO、オートガイド、Tamron200-500mm、ニコンD5500、750mm相当、ISO1600、F6.3、240秒60秒をPhotoshopでコンポジット調整、中心部をトリミング

 次にセレストロンC5に替えてオリオン大星雲を撮りました。オートガイドがうまく機能していて4分でも飽和してなかったので、思い切って8分露光までやってみました。

[撮影データ]スカイウォッチャーEQ5GOTO、オートガイド、セレストロンC5、ニコンD5500、1250mm、ISO1600、F10、480秒と60秒をPhotoshopでコンポジット調整、フラット処理適用

これで、スカイウォッチャーEQ5GOTOでのオートガイドも安定して再現性よく使えるようになりました。いよいよどこかへ遠征してきれいな天体を撮りたいですね。でも、まだ心配事があります。オートガイドに使っているパソコンSurfaceProのバッテリーが3時間しか持たないことと、一眼レフNikonD5500のバッテリーも、4分とか8分露光をしているとすぐに無くなってしまいます。パソコン電源はポータブル電源のインバーターからとるとしても、一晩は持たない気がします。カメラバッテリーも予備を買っておかなくてはなりません。

BACK 前のブログへ 次のブログへ