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★★ Sky Watcher EQ5 GOTO赤道儀でオートガイド使い込み2 ★★
2016年12月23日

 SkyWatcher EQ5 GOTO赤道儀使用でのオートガイドの使用練習で、今日は北極星で極軸合わせをするべく、いつもの2階バルコニーではなく、玄関先で隣との僅かの隙間から北極星の見える場所で極軸合わせを行いました。赤道儀三脚の2本は道路にはみ出した状態です。
 極軸望遠鏡で極軸を合わせ、2スターアライメントに続いてポーラーアライメントも実施して一応極軸のズレは無い状態です。この位置からはオリオン大星雲は向かいの3階建ての家で見えません。そこで、肉眼でも双眼鏡でも全く見えないアンドロメダ銀河を狙ってみることにしました。自動導入でM31としたところ、アンドロメダ銀河のあるらしい方向を向いたのでISO3200、20秒ほどで撮影、でも写っていません。アライメントはやったのですが、途中でコントロールボタンをいじったのがいけないのか自動導入が多少狂ったらしく、右むきボタンを押して再度撮影したところ、右下にそれらしきものが写りました。再再度コントロールボタンでカメラ中心部にくるように調整し、オートガイドのキャリブレーションを実施。いつもはWestStepで右方向へ移動したガイド星が今回は左に移動、望遠鏡は天頂より北を向いているためでした。グラフ表示しながら撮影したのですが、極軸を合わせたのにグラフはメチャメチャはみ出しています。何度かキャリブレーションをやり直したのですがあまり良くならない。まあなんとかガイドはしてくれているようなので、撮影を継続しました。結果を見るとバルコニーで撮影した時と同様流れたものからまあまあのものまで混ざった状態。超光害地なのできれいには写りませんが、オートガイドで240秒露光したので、自宅からの撮影では最高の出来となりました。光害除去フィルターを使うともっときれいに写るかもしれません。現在購入検討中です。でも、アンドロメダ銀河を撮るのにセレストロンC5の1250mmは長過ぎます。APS-Cで撮るなら長くても500mmですね。

[撮影データ]スカイウォッチャーEQ5GOTO、オートガイド、セレストロンC5、ニコンD5500、直焦点、1250mm、ISO3200、240秒1枚をPhotoshopで調整

さあ、撤収という時に、EQ5GOTOの収納箱を持ち上げたところ、重い、なんとバランスウエイトの取り付け忘れでした。ロッドも付けていなかったのです。これではEQ5もうまく動いてくれないわけです。おそらくオートガイドのキャリブレーションもうまくいかなかったのでしょう。折角極軸を合わせたのにこれでは駄目ですね。
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