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★★ Sky Watcher EQ5 GOTO赤道儀でオートガイド使い込み ★★
2016年12月20日

 SkyWatcher EQ5 GOTO赤道儀使用でのオートガイドの使い方が何となく分かってきましたが、基本は極軸を出来るだけ正確に合わせておくということです。今回はアドバイスを受けてオートガイドのグラフ表示をしながら色々調整してみました。

[撮影データ]スカイウォッチャーEQ5GOTO、オートガイド、セレストロンC5、ニコンD5500、直焦点、1250mm、ISO3200、120秒、60秒各2枚をPhotoshopでコンポジット、調整

結果は完全に流れて酷いものから、まあまあ我慢できるものまでありましたが、グラフを見ると酷いものです。特に赤緯はメチャメチャ。はみ出しが大きいほど駄目というのは分かりますが、これを見て何をどうすれば良くなるのかまだわかりません。極軸が外れているのは確かですが、グラフから赤経をどちら側に調整すれば良いのか、赤緯も高くすれば良いのか低くすれば良いのかまだサッパリ分かりません。今回は初期設定からいじると余計悪くなるという結果でした。最後に赤い線と青い線のどちらもグラフ表示範囲に収まるようになってやっと星が点状になった次第です。



本来は多少極軸がずれていても、適正にオートガイドされれば、星は流れないと思っていましたが、考えが甘かったようです。一度北極星の見える所でピッタリ極軸を合わせて、3スターアライメント、ポーラーアライメントまでやって、グラフの振れ幅の小さい状態を経験しないと駄目かもしれません。EQ5GOTO赤道儀も造りが雑なので、バックラッシュも大きいと思われますし、おそらくPHD2の設定方法によってはもう少しは良くなる可能性もあると期待してもっと研究して使いこなしていきたいと思います。
スカイメモSの時は一軸ガイドですが、かなり良い状態を再現できたのに、EQ5GOTOでは毎回バルコニーで組み立てるというのも問題のようです。
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