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★★ スカイメモSでオートガイダー ★★
2016年11月22日

 「KYOEI オートガイダー TOUP75GSSアルカセット」の2回目の実践です。
もやがかかったような空で、肉眼では全く星が見えない状態でオートガイダーを使いました。今回は何度もキャリブレーションで「失敗しました」となりましたが、取説をよく読んでプロパティーを変え、赤緯は使わないようにし、ガイドカメラの取り付け角度をキャリブレーションで真横に星が動くように調節したら、すぐにキャリブレーション完了でガイドが開始されました。1軸ガイドも自動で判断してくれるようですが、赤緯ガイドは使わない設定(PHD2の脳みそアイコンAlgorithms)にしておけば、キャリブレーションで無駄な動きが無くなり短時間で終了するようです。
今回は750mm相当でプレアデス星団、300mm相当でヒアデス星団を撮影しました。
気持ちいいほど上手くガイドされ、60秒でも10秒でもブレは殆どありません。我が家の光害地では60秒で殆ど真っ白になってしまいますが、光害の少ない所で750mmF6.3でも5分程度の露光が可能ではないかと思われました。
 これはプレアデス星団です。


こちらはヒアデス星団です。


 私のオートガイド取り付け方では、ガイド鏡が常に天の赤道を向いているため、ガイド星の動きが最大の理想的な方向となります。この時期だから良いのかもしれませんが、望遠鏡や望遠レンズをオリオン大星雲、プレアデス星団、ヒアデス星団に向けた状態で、どれでもガイド星は見つかっています。
 ガイド星の選択は明るい大きな星よりも画面に小さな点で映っている星の方がガイド精度は高くなるようです。
 ベランダやバルコニーで極軸合わせができない場合も、キャリブレーションをしている間にガイド星が画面下にずれるような場合は極軸を西側に補正するなどの極軸の微調整もオートガイダーを使ってできました。
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