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★★ メシエ天体撮影に向かって ★★
2016年07月31日

 セレストロンC5購入以来、撮影対象は月と惑星だけでした。光害の酷い場所のため、この時期では冬のオリオン座のように目立った星座は見ることができません。空はたとえ晴れても薄雲がかかって星は1等星以上の明るい星しか見えません。
 月、惑星の次に撮りたい天体としては、当然ながら「メシエ天体」ということになります。そこで図書館でメシエ天体ガイドブックを借りて勉強し、その中にあったメシエ天体リストをエクセルに入力してデータベースとし、この時期に我が家の南向きバルコニーから撮影できそうなメシエ天体をフィルタリングしてみました。

 その結果が上の表です。明るい順に並べた結果、M39はくちょう座の散開星団が最も可能性が高いということになります。自動導入赤道儀があれば、簡単でしょうが、4.6等級だと本体は当然見えない。ガイドになる星はデネブ1.3等星なので、これから辿って見つけられるかどうかですね。以前にアンドロメダ銀河を撮影した時もかなり苦労したのですが、それ以上の困難が予想されます。
 望遠鏡なら何とか見えるはずなので、これから、色々工夫して見つけてみたいと思います。
 M39はどんな散開星団かというと本から拝借したものはこんな感じです。
 でも我が家からだとこんなにきれいに撮影できるわけがありません。おそらく最高にうまく撮れて次の写真でしょう。


一番の問題は見つけられるかどうかです。見つけられても、ファインダーで見えなかったら望遠鏡の視野に入れるのは不可能かもしれません。とりあえず期待しないで挑戦することにします。
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