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★★ 月齢20.3の月詳細 ★★
2016年07月25日

 寝る前は雲が多く空には何も見えなかったのですが、明け方3時に目が覚めた時空を見ると雲が無く月がきれいに見えていたので、機材を出し、セレストロンC5に2×テレプラス+Webcamが付いていたので、まずはそのまま撮影を開始しました。シーイングは良いので動画ではなく長辺1280ピクセル4:3の写真で各場所8枚撮影しました。
 20分ほど撮影している内に雲が出てきて、一眼レフで月全体を撮るつもりが叶いませんでした。
 8枚をスタックしたものと1枚だけを比べたところ、殆ど変わらないかむしろ1枚の方が良いくらいでした。シーイングが良い時は1枚だけで十分であることがわかりました。ただし、今回は鮮明度がいまいちです。ピント合わせが不完全だったのか、拡大率がオーバーなのか、撮影中のPC画面ではもう少し鮮明に見えたので、まだ何か撮影技術上の問題がありそうです。

黒いクレーター「プラトー」です。
[撮影データ]スカイメモS、セレストロンC5、2×テレプラス、WebcamC270、2500mm、1280×960ピクセル静止画8枚の内最良を選んでPhotoshopで処理(以下の写真も同じ)

アペニン山脈


コペルニクス ボケてはいますが、3個の中央丘や段状クレーター壁が確認できます。


アルファンスス(右寄り上)、アルザッケル(右寄り中央)と直線壁(左下)


虹の入り江


雲の海の北東部 右上部はプトレマイオスクレーターの一部です


当ページ編集後に気付いたのですが、シーイングが良ければ、セレストロンC5+2×テレプラス+一眼レフD5500の3750mm相当で2~4枚に分けて撮影し、月の名所各部を等倍切り出しした方が手っ取り早いのではないかということです。理屈上は結像そのものは全く同じで、Webcamと一眼レフの違いはシャッターブレだけです。次の機会にシャッターブレの少ない1/800秒以上うが使える条件が得られるなら2×テレプラス+D5500を使ってみることにします。
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