2016年06月18日

　梅雨の中休みで2日続きで晴れました。今日の月は満月の前日で「小望月（こもちづき）」と呼ばれます。月面詳細写真を鮮明にきれいに撮る方法を検討中ですが、WEBカメラでの直接部分撮影と一眼レフカメラで全体を撮ったものから部分切り出しとどちらが良いのか試してみました。もちろんシーイングが大きく影響するので、色んな状況下で比較する必要はあります。今日のシーイングは5/10程度でしょうか、風があってWEBカメラでの動画は揺らぎながらプルプル動き、WEBカメラの方がやや不利な条件でした。

［撮影データ］スカイメモS、セレストロンC5、直焦点、ｆ10、D5500、ISO1600、1/1000秒、8枚をPhotoshopでコンポジット

月面の詳細写真はWEBカメラで撮影、約20秒の動画をRegistax6で処理したものです。

「ティコクレーター」　下はティコクレーターの南のクレーター密集地帯

同じ部分を月全体像から切り出してみました。
WEBカメラの方が鮮明ですね。風による悪影響はRegistax6でBest25％の設定で除去されたと思われます。もっと大きな差が出るのではないかと予想したのですが、それほどでもなかったですね。

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