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★★ 月齢16.3の月と惑星 ★★
2016年06月21日

 今日は雨でしたが、午後にはあがり、夜には晴れました。晴と言っても不安定で雲がかかったり、晴れたりで、落ち着いた撮影は出来ませんでした。
 満月の翌日で、月の出直後の赤い月を撮りましたが、光量不足でいつも通りの高ISO高速シャッターが使えません。そこで逆に低ISO低速シャッターとしました。(1/50~1/300秒ではシャッターショックでボケてしまうので)
[撮影データ]スカイメモS、セレストロンC5、直焦点、f10、D5500、ISO100、1/5秒、コンポジットなし
WEBカメラでのティコクレーターです。同じ場所でも月齢や撮影タイミングでずいぶん違って見えます。これが月撮影の面白いところです。全体画像撮影は20:55、Webcamでの撮影は23:55です。

下の写真は同じ場所を上の全体画像から切り出したものです。同じ望遠鏡の直焦点なので、同じ結像を使っています。Webcamと一眼レフの違いは一眼レフの方が画素密度が高く感度も高いので一眼レフの方が高画質で鮮明になってよいはずですが実際は、鮮明度ではWebcamの方が上になります。これは一眼レフではどうしてもシャッターショックの影響が出るためです。
今日はシーイングが多少良さそうに思えたので惑星も撮影しました。

木星は以前と大差ないです。
火星は最接近から21日が過ぎて遠ざかっており、左下が少し欠けて見えます。前と色合いが変わりました。
土星も以前と大差ありません。

[撮影データ]スカイメモS、セレストロンC5、2×テレプラス、WebcamC270、HD20秒動画をavi変換後Registax6で処理
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