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★★ スーパーマーズ 木星、土星、月齢27「有明の月」 ★★
2016年06月03日

 火星最接近(スーパーマーズ)の2日遅れで、6月2日の夜にも撮影できました。
 空の条件は昨日とほぼ同じようですが、撮影時刻が早かったので木星は良かったのですが、火星土星は高度が低く、やや不利なシーイングでの撮影となりました。

火星は昨日と時間帯も違うので模様も異なります。火星の自転周期は地球とほぼ同じ1.026日、撮影時刻が今日は21:00、昨日は22:10なので今日の70分後が昨日の写真ということになり、左が火星の北で、極軸が水平近くまで傾いているので、見えている側が下から上に向かって動いています。興味のある方は昨日と見比べてください。私もこのような観点で見るのは初めてです。というか、火星表面の模様をリアルタイムで見た事自体初めてです。

[撮影データ]スカイメモS、セレストロンC5、直焦点、WebcamC270、約30秒間のHD動画をAVIに変換、Registax6でスタック、Wavelet適用、750×750ピクセルで切り出し、320×320にリサイズ、35mm判フルサイズなら焦点距離40,000mm相当です。

夜が明けた後、月齢27の月を昨日同様FinePixS1の超解像ズーム固定撮影で撮影しました。こんなに月齢の高い月は普通は見られません。日が昇ってしまうと明る過ぎて見えなくなるので僅かな時間しか見る事が出来ない月です。またこんな早朝はまだ起きていませんね。
[撮影データ]固定撮影、FinePixS1、215mm、超解像ズーム(2400mm相当)、ISO200、1/125秒、F5.6、2枚をPhotoshopでコンポジット後調整
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