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★★ TSN-664ED拡大撮影で土星、火星、有明の月 ★★
2016年05月02日

大型連休に入ってからは一応晴れてくれてはいますが、薄雲があるなどで、恒星はまったく撮れません。月と惑星に挑戦していますが、ここのところは薄雲越の撮影が増えています。シーイングも悪く、なかなか良い写真は撮れません。TSN-664EDでの拡大撮影テストを継続していますが、条件が悪いので、FinePixS1とかTamron200-500+Teleplusとの明確な比較はできていません。
 この機材構成では4400mm相当で大きく写すことができるので、先日撮ろうとして間違えて火星を撮ってしまった「土星」を撮りました。シーイングが悪い状態ですが、FinePixS1の超解像ズームで撮ったものよりは良く撮れました。ついでに近くの火星も撮りました。火星はもうすぐ大接近を迎えるので大きく見えているはずです。ただ、この機材では火星の模様までは無理なのでただ赤っぽいボケた円が写るだけで面白味はありません。火星の方が明るく見えますが、同じ倍率で撮った結果は土星とほぼ同じ大きさに見えます。土星は環があるので、全体ではかなり大きく見えます。

スカイメモS、TSN-664ED TSE-14W 30XW、D5500で拡大撮影4400mm相当、ISO12800、f67、1/4秒、トリミングした30枚をRegistaxでスタック

スカイメモS、TSN-664ED TSE-14W 30XW、D5500で拡大撮影4400mm相当、ISO3200、f67、1/4秒、トリミングした10枚をRegistaxでスタック
上の土星と火星は寝る前に撮りましたが、機材はバルコニーに置いたまま就寝し、4時に起きて「有明の月」を撮りました。動画からスタックすると比較的鮮明になることがわかったので、今回も動画でも撮影し、aviに変換してRegistaxでスタックしました。動画はフルサイズ1920×1080 60pを20秒切り出したので1200枚のスタックということになります。

D5500で写真に撮るとサイズが大きすぎてRegistaxにかからないので、PhotoShopで8枚をコンポジットしました。

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