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★★ TSN-664ED拡大撮影で下弦の月 ★★
2016年04月30日

昨日からよく晴れたので、今朝は3時起きでTSN-664EDを使った拡大撮影で月を撮ってみました。ピントを合わせる際、D5500のライブビューで拡大表示するとかなり細部まで見えたので、感動しながら撮影したのですが、結果を見ると等倍ではかなりボケたものしかなくガッカリ(◞‸◟)。おそらくいくら良い機材を使ってもシーイングが良くないと性能を十分発揮できないでしょう。
一応下弦の月がほぼぴったり収まる形で撮ったものを挙げました。

スカイメモS、TSN-664ED+TSE-14W 30XW、D5500で拡大撮影3500mm相当、ISO3200、1/100、f50、14bitRawから現像したもの16枚をPhotoShopでコンポジット

癪なので、今日の月のシーイング状態を動画でも撮ってYouTubeにアップしました。
フル画面でご覧ください。非常に激しく動いたりピントがずれたりしています。これでは少々シャッター速度を速くした程度では抑えることは出来ません。

もうひとつ、同じ機材で土星の環も撮ってみようと思い、午前3時過ぎなら南中から約1時間後の位置にあるはずだと、その近辺で明るい星を撮ったのですが、どう見ても環らしいものが写りません。
火星も近くにいたのですね。火星を撮ってしまいました。どっち道シーイングが非常に悪いのでいい写真は撮れなかったでしょう。
上でYouTubeにアップした動画をaviに変換してRegistaxでスタックしたところ、次のような割と鮮明な画像になりました。おそらく数百枚をスタックしたことになります。

この画像からコペルニクスクレータ部を等倍で切り出すと次のようになり、段状クレータ壁まで識別できました。

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