TopPage Back
涸沢カールの紅葉  2017年09月29日
★かねてより行きたいと思っていた涸沢カール、2ヶ月前から山小屋予約をして3泊4日で紅葉の最盛期に行くことができました。横尾からの登りは本降りの雨の中、夜には晴れるとの期待から、かなりの無理を押して通常の2倍ほどの時間をかけて登りました。その成果で夜は満天の星、翌朝はきれいなモルゲンロートを楽しめました。
カメラ:FinePixS1

涸沢カールのモルゲンロート

涸沢カールの紅葉


日が射す前の紅葉(日が射してしまうと、紅葉部分が真っ黒になってしまい、全体に日が当たるのは昼過ぎ、それまで待てなかったのでモルゲンロート前の薄暗い時に撮影しました)

よくある涸沢カールの紅葉ですが、残念ながら雲が出て青空バックになりません。

ここまでは3日目の撮影成果です。ここに来るまでの過程は以下です。

沢渡大橋駐車場に車を停め4日分の料金を前払い、シャトルバスで上高地まで行きます。

往きの上高地河童橋です。3泊目は河童橋のホテルとし、着替えなどの荷物を預けました。

1日目は横尾山荘まで、こんな平坦な道を歩きます。

今咲いている花はトリカブト

マムシグサの赤い実も目立ちます。

サルもよく見かけます。ここのサルは人間との共生がうまくいっているようですね。

上高地の紅葉はまだまだですが、山の上は十分紅葉しています。
新村橋 この橋を渡って涸沢へ行く近道コースもありますが、山越えでかなりの健脚向けです。
1泊目の横尾山荘です。
山小屋ですが、予約してあると、2段ベッドの8人部屋になります。石鹸等使えませんが、つかるだけの風呂もあります。スマホやデジカメの充電サービスもあります。

1日目午後から雨の予報が後ろにずれて、夜になってから雨になりました。その分、翌日昼頃にあがる予報よりも遅れて、翌日夜まで本降りの雨になってしまいました。

2日目は、雨があがってから出発するつもりが、あがりそうになかったので、雨の中出発しました。

暑くて汗だくになるので傘をさして襟元を開いて登りました。それでも暑い。

周りの景色は見えないけど、時々険しい山の形が見えました。

途中の吊り橋

横の沢にはゴーゴーと滝のように水が流れています。

ようやく涸沢の標識がありました。

ガレ場に入ると、そこにテントが!山は見えないけどここが涸沢カールなんですね。

辺りの木は殆どがナナカマド、これが皆赤くなるのですね。

涸沢小屋テラスからの眺め 薄暗くなってようやく雨があがりました。紅葉は丁度よさそう。元は氷河だけに万年雪の雪渓が残っています。左テント場の上が涸沢ヒュッテです。

奥穂高方向です。

暗くなると上弦の月、星も見えます。 月が沈んだあとは満天の星が見えました。天体写真コーナーにアップしています。
宿泊した涸沢小屋です(翌朝)。ベストシーズンのため、非常に混雑し、6畳の部屋に14人が寝ることになっていました。幸い?にも雨のため4人がキャンセルしたので6畳に10人となり、何とか横になれました。
夜中に星撮影で抜け出したり、朝はまだ暗い4時起きで朝食を済ましてモルゲンロート撮影に出かけるなど、殆ど寝ることはできませんでした。
ここではスマホはAUだけ使えたようです。SoftBankは完全に圏外なので電源Off、充電もできません。デジカメの充電には持参した充電用バッテリーが役立ちました。
下山途中、吊り橋でプロアドベンチャーレーサー田中陽希さんとすれ違いました。
我々がヒーヒー悲鳴をあげながら登ったところを走るように登っていきました。

BACK