房総の秘境(その2) 2017年03月16日
★またもや旅行会社バスツアーのパクリで房総へ。今回は「鵜原理想郷」「大山千枚田」「赤山地下壕」「原岡海岸」です。
ちなみに(その1)はこちら
カメラ:FinePixS1
天才詩人与謝野晶子にも詠まれた鵜原理想郷は、屈曲に富む多くの入り江と老松の美しさが特徴です。この理想郷が脚光をあびたのは、観光開発のブームが起きた大正末期のことで、時の鉄道大臣大木達吉の秘書、後藤杉久という青年が別荘地分譲を開始してからのことです。後藤は風光明媚な鵜原の地に大臣村の建設を計画し、東京から大臣を招いては日夜、大園遊会を開催しました。その席上、後藤杉久は初めて鵜原を理想郷と呼びました。その後、大木達吉が正式に理想郷と名づけ、あわせて昭和2年に鵜原駅を設置し、その名を全国に広めました。 平成12年3月 勝浦市 … 現地看板より
鵜原理想郷ハイキングコース最初の手弱女平より勝浦海中展望塔です。
砂岩の浸食により出来たのでしょうか?
ハイキングコースのトンネル。房総にはこのような素掘りのトンネルが多いですね
ハイキングコース 高低差はあまりないので、急な登りはありません
砂岩浸食による天然の造形美です。
太平洋なので風がなくても大波が押し寄せています。
岬からの眺めは素晴らしいです。この辺りはリアス式海岸になっており、急峻な崖が続いています。
青い海と白波が美しく、じっと眺めていても飽きないです。
岩にぶつかって大きな波飛沫
ハイキングコースの脇にはツバキが咲いています。
このような鐘は「はやり」のようですね。
鵜原海水浴場の海岸
サーフィンを楽しむ人たち
ハマダイコン
ここからは、大山千枚田です。東京から一番近い棚田として知られています。
水を張り、田植えの準備中でした。
ここからは、赤山地下壕です。戦争末期に造られた軍事施設とのことですが、規模は全く違うものの、アメリカのThe Waveのような美しい地層模様を取り上げて撮影、アップしました。
次は最後の目的地「原岡海岸」です。ここから夕陽と富士山を見る予定でしたが、完全に曇って雨もぱらついてきました。
曇っているので到着時は誰も居ません。
桟橋の先端まで行きました。
桟橋と看板の間に富士山が見えるはずでした。
5/6、8/6頃ダイヤモンド富士が見られるそうです。
日没時刻前にバスの団体がやってきて大賑わいになりました。
ちょうど日没時刻にライトが点灯されました。
暗くなるとこのような幻想的な風景になります。これは団体客が帰った後です。
晴れておれば、これに星空も含める予定だったのですが、残念。