木曽赤沢自然休養林  2014年06月29日 翌日木曽御嶽山油木美林へ
★旅行会社のツアーに申し込んだものの、不催行になったため、ツアーとほぼ同じコースを独自で行ってきました。この辺りは2005年6月にトロッコの廃線跡を歩くツアーでも行ったことがあります。

赤沢森林鉄道のトロッコ列車に乗りました。かつて木曽ヒノキの運搬に使われた鉄道は、すべてトラックに置き換わり、現在は観光用トロッコ列車として約2kmのみ運行されています。往時の模様は記念館に展示されています。乗車券は8cm角5mm厚のヒノキの板に焼き付けた記念品です。

車内の様子 天気予報がすぐれなかったためか、日曜日なのに空いていました。

機関車の付け替え作業

トロッコ列車は5両編成で、このようにヒノキの森の中をゆっくり走ります。

帰りは遊歩道を歩く人も多いそうです。我々も帰りは歩きました。橋もヒノキで出来ているのでしょう。

伊勢神宮式年遷宮に使われた木材の伐採跡がこのように記念として残してあります。これは昭和40年の御船代木伐採跡地です。

呑曇渕(どんどんぶち) 鉄道に沿った渓流です。

呑曇渕

赤沢自然休養林にはこのような森林の中を歩く森林浴コースが8つあります。我々は向山(むかいやま)コース2km60分を歩いてきました。

コアジサイ

オオヤマレンゲ(モクレン科)特にヒノキの生える場所に生えやすいとのこと。落葉低木ですが、花は見上げる形となります。

オオヤマレンゲの実

オオヤマレンゲの蕾

赤沢自然休養林の後、自然湖へ行きました。自然湖は1984年9月14日の長野県西部地震で御嶽山の山体崩壊から引き起こされた土石流が王滝川に流れ込み、せき止められ、深い谷間の森が沈み天然湖が形成されたものです。上高地の大正池のように立枯れの木が神秘的な雰囲気を形成しています。

地震前にあった道路のトンネル ここから先は湖になっています。

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