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★★ ホームページを見ていただく ★★ 2005年07月02日

 このコラムをお読みいただいている方でご自身でホームページやフォトアルバムまたは最近はやりのブログを開設されている方も多いかと思われますが、これらを開設すると、やはりできるだけ多くの方に見ていただきたいと考えるのが人情である。

 当サイト『山写真紀行』は開設当初は誰も見に来てくれず、カウントは自分自身が見た分しか上がらなかった。当時はホームページを開設すると「全世界に情報を発信できる」ということであり、よくニュースで話題になったホームページのあるサーバーがパンクして停止したというようなことも聞いていたので、パンクするほどでなくてもそこそこ見に来てくれるものだと思っていたのであるが、さっぱりであったのだ。よく考えてみると、自分の作ったホームページの存在を閲覧者がどのような仕組みで知るのか、その手段が何も無かったのである。数日後ようやく、「見ました」というメールが入った。それも女性っぽいアドレスであった。しかし、内容からすると手馴れた文章であり、どうやらサイトを開設したプロバイダーの人のようで、ホームページ開設促進のため、初めて開設した人を励ますために入れてくれたいわば『さくら』メールではないかと思われた。しかし、何にしろ反応があればうれしいものであった。その後、少し増えて週に2〜3カウントは自分以外に上がるようになった。『さくら』以外にも見てくれる人が居たんだとさらにうれしくなったものである。その次には自分の年賀状にURLを入れて宣伝してみた。その頃はまだダイアルアップが主流の頃で年賀状を出す相手でホームページ閲覧してくれる人は少なかったが、それでも数名から「見ましたよ」というメールを頂戴したものである。

 見てくれる人が少しでも増えてくると”もっともっと”と欲も出て、どうすればサイトの宣伝ができるかと色々研究を始めた。まず、有名なポータルサイトに登録すればよいと考え、いくつかのサイトに登録申し込みをしてみた。無料登録分は個人サイトは希望者も多いらしくて、登録のハードルは高く、登録された気配はなかった。

 次に考えたのが、有名な掲示板に書き込みをし、そこにURLも載せることであった。これはかなり効果があり、書き込み後数日は数十カウントアップした。その効果を期待してその後も掲示板への書き込みは続けている。

 その次の方法はGoogleやYahoo検索で上位に表示されるようにすることであった。「山写真紀行」で検索すると2ページ分しかヒットしないのであまり関係ないようであるが、「山」と「写真」で検索すると気が遠くなるほどヒットする。ここでできるだけ上位に表示されるのは至難の業であるので、一応基本だけ対応するようにした。それは@TITLEに適切な内容を入れ、Aキーワードも多過ぎず、コンテンツと矛盾しないようにし、B最初のテキスト文は的確な内容表示とし、Cできるだけ多くリンクしてもらうよう努める。ということである。

 ただ、何と言っても、サイトの内容が重要で、見てつまらないと2度と来てくれない。リピーターを期待するなら、何度来ても楽しめるサイトでないといけない。そこで、最低限週に1回は何かしら更新をするように努めた。本題の『山写真紀行』では毎週どこかの山に行けるわけはない。だから、近くの公園で撮った写真も載せられるように「フォトトピックス」を入れ、何か役立つようにと「山野草の花写真図鑑」を加え、自分でもよく見にいく「野鳥写真」を作り、それでもネタが無くなると、過去の写真を引っ張り出してきて「お気に入り写真集」なるものも作った。写真にはあまり興味ない人向けに「コラム」を作り、つまらない内容ではあるが、文章を載せた。これで週に1回見に来ていただければ、どこかが更新されているようにしている。

 もうひとつホームページで重要な要素は見やすいということである。一目瞭然でどこに何があるのかわからないといけない。時々掲示板に「○○を更新しました」というのがあってURLリンクがなされているので、そのサイトへ行ってみるが、肝心の○○がどこにあるのかさっぱりわからないというのがある。あっちこっちクリックしてみてようやく見つかるというのでは、途中で嫌気がさして止めてしまうかもしれない。そこで、更新履歴欄を設け、その更新表示を直接クリックすれば、即更新先へリンクするようにした。我が「山写真紀行」ホームページは1クリックで目的ページへ行けるのである。

 一番重要なのは、『山写真紀行』というからには『写真』そのものである。写真が下手くそだと見ても面白くない。参考にもならない。「わ!きれいだなー」とか「いいなー」という写真を載せなければならないのであるが。こればかりはなかなか思い通りにならない。努力するしかないのである。

 間もなく3万カウントになろうとしている。途中プロバイダーを変更してカウントがリセットされたので実質3万は超えたようである。多くの方に何度もご覧いただいたことに感謝致します。

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