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★★ 新聞購読をやめた ★★
2020年09月15日

 我が家ではこの9月から新聞購読をやめた。なぜ?と聞かれれば、読まなくなったからだ。

 なぜ読まなくなったと言えば、読んで面白いとか為になる記事が無くなったからだ。ニュースならテレビとインターネットで充分であり、新聞よりもはるかに早く知ることができるのだ。新聞で読むニュースは既にテレビやネットで詳しく入手したものであり全く新鮮さがないのだ。ニュース以外の記事も新聞よりもネットの方が豊富で面白い記事も多い。

 読まないものに金を払うのはもったいない。溜まった新聞紙は月1回トイレットペーパー1個に変わるのだが、その手間ももったいない。古新聞紙としての用途は紙タオルなどで代用できる。おそらく同じように考えて新聞購読を止める人は多くなっただろう。

 それでは新聞社はやっていけなくなる。実際新聞の発行部数はどんどん減っているようだ。新聞社は世の中の変化に合わせてどんどん経営のやり方を変えており、変化に対応できない新聞社は潰れている。ネットのニュースを見ているとニュースの元は新聞社であるものが多い。つまり、新聞社がニュースやその他記事の収集元であるのは変わりなく、それを新聞社独自で有料ネット配信したり、プロバイダーなどに有償提供するようになっているのだ。
最近、テレビでスマホで撮った縦長の画像や動画が増えているのにお気づきだろうか。これらは記者ではなく、現場に居合わせた一般人が自分のスマホで撮ったものである。車のドライブレコーダーの映像も増えた。防犯カメラの映像も増えている。

 これからは新聞記者が事件発生を受けて駆け付けるのではなく、如何に現場に居合わせた人から画像や映像を受け取るかのシステム作りが重要になるのだ。新聞社やテレビ局はそれらの画像映像の編集やコメント付けをして配信するのが主要な仕事になる時代になったのだ。これはまだまだ過渡期で、これからどんどん進化していくように思われる。

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