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筆者が使っているノート型パソコンは2012年購入のNEC PC-LS550FS6GでWindows7 64ビットをWindows10にアップグレードしたものである。購入から6年経過している。ひと昔前はパソコンの寿命は3年~5年と言われ、この期間が過ぎると、まずハードディスクが壊れたものである。ハードディスクが壊れると起動もしなくなる。ハードディスクを交換すれば、OSやソフトを再インストールして使えるようにはなるが、その時にはOSやソフトは次のバージョンが出ていて、それまで使っていたパソコンではスペック不足になり、新規パソコンを購入するというパターンであった。
ところが、現在ではパソコンのスペックはほぼ上限に達しているし、OSもWindows10になってそのまま使い続けることができるのである。6年間使ってきたノートパソコンのスペックは最新のパソコンと比べて大差ないのだ。ちなみにCPUはCorei5 2.40GHz、RAMは8GB、HDDは750GB、USB3.0端子も付いている。ディスプレイは15.6型ワイド1366×768ドットでやや不足だが支障はない。まだ故障の兆候もないが、Windows10がどんどんアップデートするに従い起動が遅くなってきたのだ。元々パソコンは起動が遅いものであるが、後で購入したタブレット型のSurface Proと比べると数倍の時間がかかるのだ。この違いはストレッジがSSDかHDDかの違いである。
このパソコンはハードディスクの寿命も考慮してそろそろ買替の時期かなとも考えたのであるが、買い替えるとなると満足するスペックのものだとどうしても10万円以上になってしまうのだ。そこで思いついたのが「SSD(ソリッドステートドライブ)換装」である。少し前までは高価過ぎてとても手が出せなかったのであるが、価格を調べてみると、500GBでも1.5万円前後と随分安くなっているし、かつて問題視された寿命もハードディスクと同程度かもっと長いようである。ならば、SSD換装してあと5年程度使おうと考えた次第である。
SSD換装について色々調べた。ノートパソコンの2.5型HDD750GBをSSDに取り替えるのであるが、SSDの容量はいくらにすればよいのかである。調べてみると、使用容量は150GBほどなので、250GBでも良さそうであった。750GBを250GBにするのはちょっと不安な感じもしたので、500GBにすることにした。
換装手順は