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★★ 糞害に憤慨(おやじギャグ) ★★ 2012年12月05日

 汚い話でごめんなさい。

 先日いつもの公園ウォーキングの際、突然足がズルッと滑った。その嫌な感触から「あ゛〜やっちゃった。糞ー」。足を挙げて靴の裏を覗くとべとーとしたものが落ち葉と一緒に付いている。また靴の脇の方まで回り込んで付いている。慌てて近くの草に擦り付けて取ろうとしたが、なかなか落ちない。何度も何度も擦り付けて何とか靴裏のゴムが見えるまでになったが、溝の中までは取れない。 仕方なく、そのままウォーキングを続け、家へ帰ってから水をかけながらブラシで擦って洗ってようやく元の靴裏に戻った。

 おそらく猫の糞だ。踏んだ辺りにはいつも数匹の野良猫がいる。毎日のようにこの野良猫に餌をやりに来る爺さんや婆さんがいるので、野良猫たちはたっぷり餌を食ってたっぷり排泄もするのだ。公園には「猫、野鳥への餌付け禁止」の表示があちらこちらにあるのだが、彼らはお構いなしに、まるで自分の飼い猫のように餌をやっている。「そんなに可愛いなら『下の世話』や『避妊手術』などもやってあげてよ」と言いたい。筆者は子供の頃猫と犬を飼っていたので、動物は何でも好きである。だが、このような糞害を受けると、嫌になってしまいそうである。いや、猫に罪はない。やはり無責任に餌やりをする人間がいけないのだ。

 筆者が猫や犬の糞を踏んだのはこの時だけではない。年に2〜3度は踏んで嫌な思いをしている。これまでに最も嫌な思いをしたのは、踏んだことに気づかず、車に乗って走り出した時である。車内に臭ーい臭いが漂ってきた。慌てて車を止めて見てみると、靴にべっとり、車のアクセルペダルにもブレーキペダルにも床のマットにもべたべた黄色いものが付いており、まだ新鮮なのか強烈に臭うのであった。その後の車の清掃がいかに大変であったかは説明せずともおわかりいただけるでしょう。

 犬の散歩での糞は飼い主が責任をもって取り除いて持ち帰るのがマナーとなっているが、野良猫の場合はそんな世話をする人はいない。なのに餌をやる人はいるのだ。野良猫に餌をやりたいのなら、飼い猫のように決まった場所に排泄をするようしっかり教え込み、その後始末までもやるようにするのが餌付けする人のマナーとするべきである。だけど「餌付け禁止」のルールを守れない人達にマナーを守れと言っても無理でしょうね。

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