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★★ 高校生のマラソン大会 ★★ 2010年11月12日

 筆者が日課のウォーキングで彩湖周回道路に入ったところ、大勢の高校生がマラソン大会で走っていた。横切ろうとしてもなかなかランニングの列が途切れず、しばらく待って隙間を見つけて駆け足で横切った。一昨日も別の高校のマラソン大会があったし、先週も高校と中学のマラソン大会が行われていた。11月21日(日)には恒例となっている「戸田マラソン大会」が予定されており、その看板がかかっている。

 この彩湖周回道路では11月〜3月の間よくマラソン大会が行われている。1周(彩湖半周)5km弱で、車の走らない広い舗装道路になっており、3箇所に若干の登り下りがあるので、マラソン大会をするには格好の場所である。さすがに42.195kmのフルマラソンは難しいだろうが、中学や高校で行われる5km、10km、15kmなどのマラソンでは1周、2周、3周でやれるので簡単だ。チェックポイントを設けて各自の持つカードに判子を押して周回数の確認をしている。なによりも車が走っていないので交通規制もやらずに済み、安全だ。数百人でも集まれる広場やグラウンドもある。やっている学校の名前を見ていると、割と離れた場所の学校も来ている。生徒が自転車で来れるというのが距離の限界であろう。

 筆者はウォーキングなので走る生徒の邪魔にならないよう、道路から外れた場所を歩きながら彼らの走りっぷりを見ていた。いつもはマラソン大会とは言え、おしゃべりしながらダラダラ歩いている生徒が多く、「だらしないなー」と思うことが多かったのであるが、今日は「あれ!いつもと違うな」と感じた。ダラダラ歩いている生徒がいないのだ。皆まじめに走っている。さすがに2周目になると苦しくなるのか、苦しそうな顔をしても歩かず走っている。給水所などのスタッフ役女生徒もウォーキングしている筆者に明るく「こんにちはー」と声をかけてくる。どこの高校だろう?と見てみるとちょっと名門の○○高校である。「ほー、勉強で頑張ることができる子は運動でも頑張れるんだな」と、別に高校を差別するつもりは無かったが実際の差を感じてしまった次第である。

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