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★★ 猛暑日の公園 ★★ 2010年09月06日

 筆者は健康保持のため、ほぼ毎日自宅からそう遠くない彩湖道満グリーンパークへ出かけ、ウォーキングかサイクリングを兼ねて野草の花や野鳥の写真撮影をしている。今年は梅雨明けから猛暑日が続いているが、その日の状況を見て行く時間を変えたり、ウォーキングにするか、サイクリングにするかを選択してきた。まずは最も気温が高くなる午後2時辺りは避ける。そして、風があればウォーキングとし、風が無ければサイクリングということにしている。なぜ風の有無で変えるのかというと、風があれば、少々気温が高くても汗の蒸発で何とか体温を下げてくれるから歩けるのである。風の無い日はサイクリングなら走るスピードで風を切れるので汗を蒸発できるのである。それでも家に戻ると着ていたものは上から下までびっしょりであり、シャワーを浴びた後、エアコンの効いた部屋で扇風機の風にしばらくあたってようやく落ち着くといった状況である。

 こんな猛暑日でも、この公園は人気が高いためか、筆者同様ウォーキングをする人もおれば、サイクリングをする人、ローラースケートをする人、さらにはランニングをする人がいる。時候の良い頃と比べれば少ないけれどもかなりの人数である。土日ではバーベキューをするグループもいるから驚く。猛暑日では楽しむと言うよりは苦行をしているとしか思えないからだ。もっとも、健康目的で運動しているのだから苦行もいたしかたが無い。月に一日か二日の猛暑日なら止めてもいいだろうが、連日猛暑日だからといって止めていたらたちまち腹に脂肪が付いてしまうのだ。

 今日は台風が近づいているためか、気温は35度を越えても風があるのでウォーキングをしてきた。風に当たっているうちは汗も乾いて気持ちいい。空はもうすっかり秋の空である。毎日のように通っている道端で初めて見る野草の花「カエデドコロ」(花の名は家に帰った後ネットで調べて判った)を発見し、写真に撮った。この植物は中部地方〜九州の山野に生えるとのことであるが、この公園で見られたのは猛暑日の連続と同様、地球温暖化の影響ではないだろうか。

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