戻る コラム一覧 山写真紀行

★★ 歳とると一番の関心事は健康 ★★ 2008年03月08日

 筆者もいよいよ高齢者の仲間入りをし、今年からは年金生活に入ることになる予定だ。年金はなにか複雑で、実際に貰ってみるまでは一体いくら貰えるのかさっぱり判らない。全く信用できない社会保険庁であるが、それに頼らざるを得ないのが癪だ。歳とると、食っていくためにいくらの年金が貰えるのかも気になるところであるが、まあ飢え死にしない程度は貰えるのではないかと期待するとしても、ただ生きているだけでは甲斐がない。少なくともあと20年前後の平均余命を楽しんでゆきたいものである。これには健康であることが絶対条件になる。

 我が近辺では、ほぼ同世代の人が亡くなるとか、入院したとかのニュースが増えてきている。病名は癌、脳梗塞、心筋梗塞、くも膜下出血、胆石、などで原因は加齢と生活習慣病の複合によるものである。筆者の2歳違いの兄も既に他界しているので自分自身もこれらの病気に罹る要素は満たしているようであり、なおさら健康が気になる。先日も会社の元上司のお通夜に行った。会社のOBが大勢参列しており、供養の席は会社のOB会の様相であったが、ここに参列できるOBは皆現在健康な方々であるものの、話題は故人がらみの昔話と伴に、「いつまでも若いな」とかのお世辞から始まる健康談義である。

 今時の健康法と言えば、「食」と「運動」であろう。要は「色んな多種の食べ物を腹八分目で食し」「適度な運動を含めた規則正しい生活」をすることに尽きる。ところが、これがなかなか実行しづらいようで、食べ物は好きな物に偏り易く、暴飲暴食の傾向も是正しにくい。運動も外が寒いとか暑いと「やめとこ」となり易く、決起してやったらやり過ぎて「過労」「筋肉痛」というのが常である。

 「生活習慣病」とはうまい表現である。昔は「成人病」と呼ばれていたが、今は若い人でも罹るので「生活習慣病」に替わった。正に、正しい適切な「生活良習慣」を構築すれば病に罹らないということであり、これからの「毎日が日曜日」の生活スケジュールをどう作るか、「健康」を配慮して考えてゆきたいところである。

BACK