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★★ もはや携帯電話1人3台時代? ★★ 2007年03月04日

 電気通信事業者協会が2月7日発表した2007年1月末のPHSを含む携帯電話の契約数は、前年同月比5.4%増の1億22万4500件となり、初めて1億件を超えた。

 「1人1台時代」と言いたいところであるが、「1人2台時代」に入ったのである。何でいきなり「1人2台時代」なのか、と言うと、携帯を使えない幼児は持っていないし、高齢者では持たない人も多い現状である。実は仕事用と個人用に2台持つ人が多くなったので「1人2台時代」なのである。会社の仕事でももはや固定電話ではなく携帯電話、携帯電話なら交換手なんて要らないし、留守番要員も不要。この方が効率的で却ってトータル経費が節約ということになる。そこで会社は社員に携帯電話を貸与して、それを仕事用に使わせる。個人用とはっきり分け、使用明細チェックすることにより私用させることなくしっかり管理ができるのである。

 さらに「1人3台時代」を実行している会社もある。3台目?と疑問を持たれるかも知れないが、これは携帯電話ではなくて携帯パソコンである。ノート型パソコン貸与において始めから会社のLAN/WANにPHS回線を通じて繋がるように組み込んであり、社員がどこでパソコンを使っていても会社のシステムに入力したり、情報を見たり使ったりできるのである。これならインターネット経由よりも格段にセキュリティーが高く、面倒な接続設定も不要なのである。

 『携帯』は生活パターンだけでなくビジネスパターンをもすっかり変えてしまいましたね。

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