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★★ このページは見つかりません ★★ 2006年04月29日

 インターネットで何か情報検索している時に、今探している情報そのものではないが、興味あるサイトに遭遇することがある(興味あるといっても『アダルトサイト』ではありませんよ。アダルトサイトは例え興味があっても危険なので絶対見ないようにしています)。そんな時はとりあえず『お気に入り』に追加しておいて、後で時間のある時にゆっくり見る。というのが筆者のウェブナビゲーションのパターンである。

 ところが、興味の度合いにも依るが、折角『お気に入り』に入れておいても、しばらく開くことがないまま放置し、数ヶ月経った後に、増え過ぎた『お気に入り』を整理しようとして、「これ何だったかな」と開いてみようとするが、「このページは見つかりません」などと、そこのプロバイダーのメッセージが出ることがある。このことは、そのサイトが無くなってしまったか、別のURLに引っ越してしまったということである。

 インターネットのサイト(ホームページ)は新規に出来たり、止めてしまったり、引っ越したりと本当に動きの激しい世界である。勿論同じサイトでもしっかり管理されているサイトほどコンテンツは更新されるので、同じ内容がいつまでも存在するとは限らない。特にニュースのサイトでは毎日、あるいは1日の内に複数回も更新されるので、「後で見よう」と思っていても、数時間後にはその記事が無くなっているということも起こりうるのである。後で見ようという場合は、『お気に入り』ではなく、Internet Explorerのファイル(F)内の『名前を付けて保存』を使って保存しておいて、見るのはオフラインというのが確実である。

 個人が運営するホームページというものは、永く続けるのは案外難しいものである。今ではホームページの開設そのものは、数年前と比べて非常に簡単容易になったし、ブログなど本当に簡単に作れるようになった。しかし続けるとなると話は違う。ホームページもブログもコンテンツが変わらなければ誰も再訪問してくれないのだ。ブログは日記のようなものと言われるが、「日記を始めるぞ」と年初に日記帳を買ってきても三日坊主で終わる人にはブログだって続けられない。毎日とまでは行かなくても少なくとも週に1回は更新すべきなのだ。筆者の知人からホームページを開設しましたというメールが時々届く。そんな時『お気に入り』の中の『知人ホームページ』という分類に入れておいて、時々覗いてみるのである。しかし、始めの内は作者もはりきって色々面白いことが掲載されているが、すぐに『ネタ切れ』になって更新がなされなくなり、数ヶ月経つと「このページは見つかりません」となってしまうのだ。

 何事も『継続は力なり』。続けるにはそれなりの根気と努力が必要である。続ければ、『蓄積』となって、大きな価値も生まれるものである。

 筆者の運営する当ホームページは2001年5月5日に開設し、ここでちょうど満5年になる。閲覧者の皆様に訪れていただけたことが継続の源となっております。改めて感謝申し上げます。

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