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★★ 今日の太陽 ASI294MCのテスト ★★
2020年12月26日
いつものQHY5P-ⅡMでの撮影と、3Xバローレンズ+ASI294MCでの撮影を比較してみました。
鮮明度はモノクロの方が断然良いですが、プロミネンスやスピキュールはカラーの方が良く写っています。モノクロの場合、光球面とプロミネンスは切り貼り合成でしか同時表現出来なかったですが、カラーでは露出を変えたものの合成も可能になるようです。

【撮影データ】EQ6R、CoronadoP.S.T.、QHY5P-ⅡM、FireCapture、Capture Area=2592x1944、File type=SER、USB Traffic=0、、Gain=35、Shutter=0.1ms(光球面)、Gain=37、Shutter=5.0ms、100frames、AS!3-Wavelet、Photoshopで調整し、合成、太陽の北極を上になるよう+4.65°回転

【撮影データ】EQ6R、CoronadoP.S.T.、ASI294MC、Sharpcap、Capture Area=2112x2116、File type=AVI、Colour Space=RGB24、、Gain=233、Shutter=2.968ms(光球面)、Gain=233、Shutter=10.244ms、100frames、AS!3-Wavelet、Photoshopで調整し、合成、太陽の北極を上になるよう+4.65°回転
QHY5P-ⅡMで撮影、黒点部等倍切り出し疑似カラー化したものです。
ASI294MCで撮った左下のプロミネンスです。これは切り貼りではなく加算平均コンポジットをSI8のHαツールでプロミネンス強調したものです。プロミネンスと光球面は繋がっているはずです。
ASI294MCはFireCaptureで認識されないので、SharpCapを使ったのですが、ColorSpaceがRaw8やRaw16ではAS!3で読み込んだ結果が補色のブルーになってしまいました。また度々SharpCapがフリーズしてしまうという問題が起こりました。全く撮影条件が同じでも青くなったり赤くなったりで、原因が分かりません。

この青くなる問題は、Facebookデジタル天体写真グループに問い合わせ投稿したところ先輩方から回答があり、結局スタックソフトAS!3のカラー設定を「Force bayer RGGB」にすることで解決しました。青くなったのは「Auto detect」でBGGRと判定されたためでした。
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