今日も雲が多い予報なので諦めていたのですが、暗くなる頃から晴れてきました。慌てて昨日のリベンジをしようと撮影開始しました。晴れているとは言っても光害地なので空は明るい。60秒露出だと真っ白になるので昨日と同じ30秒で撮影開始しました。その内高度が上がれば60秒にできるだろうと撮影継続し、ヒストグラムのピークが40%を割ったので露出を60秒にしたところ、そこから雲が出てきてついにドン曇り。リベンジなりませんでした。30秒の枚数だけは多いので、背景が暗い物だけを選択して後処理を進めました。
NGC281パックマン星雲 昨日よりはちょっとだけ良くなったでしょうか。強烈に強調処理をしたので、中央部が明るくなる現象が出てしまいました。フラット適用すれば背景は均一になってくれるはずが中央やや上部だけが明るくなるのはなぜでしょう?結露結霜とは違うようです。またまた解決すべき課題が生まれました。PSの焼き込みツールで暗くすると背景の色合いが変わって不自然になってしまいます。
[撮影データ]SkyWatcherEQ6R赤道儀、PEC+恒星時追尾(オートガイダー不使用)、Nikkor300mmF2.8開放、Quad BP
Filter、ZWO ASI294MC-PRO、0℃、Capture Area=4144x2822、SharpCap-PRO、Dark適用、Gain=300、Exposure=30s_png64fr、総64min、SI8で処理、Sky-Flat16フレーム適用、Photoshopで調整 トリミング無し
ちなみに撮って出し画像はこれです。Flat未適用、左右方向の偏りは294MCの特性で、鏡筒を変えても同様の傾向がみられます。
月齢3.0 FinePixS1で撮影