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★★ NGC6888三日月星雲 冷却カメラまたもや結霜 ★★
2019年07月30日
 梅雨明け2日目で猛暑、でも夜空は予報より良くなり天体撮影出来ました。ところが乾燥剤の再生処理をしたので結霜しないことを祈りつつ撮影し、途中で1枚取り出してレベル調整をかけてみると、昨日同様に結霜しているではありませんか。大変だ!と思っても打つ手は温度を上げるしかない。一旦結霜除去のため5℃に上げて、画像上で結霜が無くなったのを確認して、0℃で撮影することにしました。昨年夏での結霜は-20℃にした時でしたが、どうやら冷却パワー100%で冷却すると発生するようです。今回は-10℃設定で実際は-9.7℃でした。0℃だと冷却パワー57%でした。0℃だと輝点ノイズが増えますが、後処理で除去出来ます。

NGC6888クレセント星雲(三日月星雲)

[撮影データ]SkyWatcherEQ6R赤道儀、Mead SCT8"、QBPフィルター、ZWO ASI294MC-PRO、0℃、SharpCap-PRO使用、Capture Area=4144x2822、Gain=300、Exposure=10m…16fr、20m…2fr、総200min、SI8でスタック、Photoshopで調整、トリミングなし
ASI294MC-PROの結霜 中央部右寄りの暗い部分です。この部分はノイズも酷い状態です。撮って出しでは分かりませんが、レベル調整すると目立ちます。

[撮影データ]SkyWatcherEQ6R赤道儀、Mead SCT8"、QBPフィルター、ZWO ASI294MC-PRO、-10℃、SharpCap-PRO使用、Capture Area=4144x2822、Gain=300、Exposure=10ms…4fr、総40min、SI8でスタック、Photoshopで調整、トリミングなし

今日はAutoGuideを使った20分露光も行いました。20分でも全くブレることなく正確にガイドされました。EQ6Rのレビューで未実施だった分ですが、±4"内で30分以上OKです。極軸合わせが正確だとDEC側の補正は殆どありません。

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