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★★ EQ6R赤道儀テスト M27 木星 土星 ★★
2019年06月05日
晴れる予報だったので、EQ6RのテストでM100を撮ろうと自動導入させた途端に雲が出ました。その内雲が切れるだろうと待っていたのですが、一向に無くならない。とうとう庇に隠れてしまいました。東の方は何とか晴れていたので、M27亜鈴状星雲を狙ってみました。
M27亜鈴状星雲 SharpCapをPROにしたら、何故かノイズが少ないように思えます。上は9枚コンポジットしたもの。下は1枚のみステライメージで編集したものです。これだと時間をかけて多枚数撮影する必要が無いようにも思えます。

[撮影データ]SkyWatcherEQ6R赤道儀、AutoGuide、Meade8"、F10、2000mm、Quad BP Filter、ZWO ASI294MC-PRO、-10℃、Capture Area=4144x2822、SharpCap-PRO、Dark・Flat適用、Gain=300、Exposure=10min、png9frame、総90min、SI8、トリミングなし

この時のPHD2グラフです。MnMoを0.12に下げたところほぼ±4"内に収まっています。2m/秒ほどの風がありましたが、影響は出ていません。PECは使っていないので、RAで下方向の補正信号が時々出ています。DEC側はたまに補正信号が出るだけでこのグラフでは右端に出ています。


木星 大赤班が写っていますが、全然だめですね。東京の上空越しで高度が低いので細かく速いシンチレーションが持続しています。今年が南中高度が最も低いのではないでしょうか。天体撮影始めた2016年の南中高度は60度もありました。6年後で12月に衝になると、もっと高度が上がって77度にもなり、良好なシーイングで撮影出来そうですね。それまで生きているかな?

[撮影データ]SkyWatcherEQ6R赤道儀、Meade8"、AstroStreet GSO ED3倍バロー、6000mm、ZWO ASI290MC、FireCapture使用、ROI=800x608、FPS (avg.)=144、Shutter=6.323ms、Gain=450 (75%)、Frames captured=2000、AS3!、RegistaxWavelet、Photoshopで調整

土星 これも何度撮っても変わり映えしません。
[撮影データ]SkyWatcherEQ6R赤道儀、Meade8"、AstroStreet GSO ED3倍バロー、6000mm、ZWO ASI290MC、FireCapture使用、ROI=640x480、FPS (avg.)=102、Shutter=9.631ms、Gain=550 (91%)、Frames captured=5000、AS3!、RegistaxWavelet、Photoshopで調整
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