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★★ EQ6Rがキター! ★★
2019年05月25日
昨日、シュミットさんより発送のお知らせが入り、本日25日(土)の夕方我が家に届きました。
予想通りですが、大きい!・重い!2個口でそれぞれの重さは三脚20kg・本体22kg まあ持てない重さではないが、別々に2階へ持って上がりました。
そして開梱 三脚側にはバランスウエイト2個が一緒に入っていました。右側がその中身です。
本体側はこんな状態です。パーツで不足するものは無いようでした。右側のボルトが1本多いのですが、英語の説明を見ると低緯度地では長いボルトが必要とのこと。
そして、組み上げてみました。 持っている鏡筒をそれぞれ取り付けてみました。

C5ならこんな感じ、ウエイトは1個でOK。

328だとこんな感じ、C5と同じくらいの重さなのでウエイトは1個。

Meade8"だと取付は幅広の方、ウエイトは2個必要です。

EQ5GOTOを買ったときは水準器の泡が横の方にあって役に立たなかったですが、EQ6Rは組立が丁寧になったのか、雑さは感じません。

赤経方向調節用ロッドは三脚の1本側に付け替えました。
そして、いよいよバルコニーに設置してみました。半間+1/4間のバルコニーですが、手摺に当たらないように三脚足を伸ばすとバルコニーの幅いっぱいになってしまいました。半間幅だとピラー脚でないと駄目そうです。

今日は惑星撮影するので、Meade8"でのファーストライトになりました。
北極星は見えないので、大体北の方を向けて、赤緯角はデジタル水準器で北緯値に合わせました。使い方はEQ5GOTOと殆ど同じようなので、説明書も読まずにいきなりスイッチONしてアライメント。ありゃりゃ・・・ SynScanが英語だ。日本語版のはずなのに、まあそれでもEQ5GOTOで使い慣れているので、ワンスターアライメントで、出てきた基準星でアライメント。後で説明書を読んだところ、言語設定で日本語に出来ました。極軸を合わせていないのでファインダーの視野にも入ってきません。こっちの方かなとコントローラーで動かすと、やっとファインダーに入ってきました。曲りなりにもワンスターアライメント成功ということで、そのままオートガイドのテストに入りました。モーター音は非常に小さい。歳で耳が遠くなっているので余計小さく感じます。PHD2でのキャリブレーションも無事終了。バックラッシュの少ないベルトドライブなのでキャリブレーションもきちんと元の位置に戻ってきました。そしてオートガイドを始めてみました。この時期バルコニーから2000mm鏡筒で撮るような対象が無いので、適当に天頂近くに向けてオートガイドをテストしてみました。ガイドのグラフはまあまあかなと言う程度。もっとも極軸がいい加減なので仕方がありません。そこでドリフトアライメントで極軸を合わすことにし、ドリフトアライメントの傾向線がほぼ横を向くまで調節しました。
これは何の参考にもなりませんが、空の適当な方向に向けてオートガイド撮影したものです。

ここで、木星が撮影可能な位置に昇ってきたので木星撮影を行いました。EQ6Rは一旦電源OFFにし、初期化から木星に近いAntaresを基準星にしてワンスターアライメント。今度はちゃんとファインダー視野に入ってくれました。そして木星を導入。ピント合わせ。ここで、これまでのEQ5GOTOと大きな違いに気付きました。ピントノブを触ってもあまり大きくブレないのです。搭載荷重20kgに10kg程度の鏡筒だとこんなに安定するのかと一安心。少々の風では動かないようです。また、地面の振動によるブレも小さい。今年の木星は高度が低いので、相変わらずシーイングは良くない。この後撮った土星も含めて結果は次のページに掲載します。
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