そして、いよいよバルコニーに設置してみました。半間+1/4間のバルコニーですが、手摺に当たらないように三脚足を伸ばすとバルコニーの幅いっぱいになってしまいました。半間幅だとピラー脚でないと駄目そうです。
今日は惑星撮影するので、Meade8"でのファーストライトになりました。
北極星は見えないので、大体北の方を向けて、赤緯角はデジタル水準器で北緯値に合わせました。使い方はEQ5GOTOと殆ど同じようなので、説明書も読まずにいきなりスイッチONしてアライメント。ありゃりゃ・・・ SynScanが英語だ。日本語版のはずなのに、まあそれでもEQ5GOTOで使い慣れているので、ワンスターアライメントで、出てきた基準星でアライメント。後で説明書を読んだところ、言語設定で日本語に出来ました。極軸を合わせていないのでファインダーの視野にも入ってきません。こっちの方かなとコントローラーで動かすと、やっとファインダーに入ってきました。曲りなりにもワンスターアライメント成功ということで、そのままオートガイドのテストに入りました。モーター音は非常に小さい。歳で耳が遠くなっているので余計小さく感じます。PHD2でのキャリブレーションも無事終了。バックラッシュの少ないベルトドライブなのでキャリブレーションもきちんと元の位置に戻ってきました。そしてオートガイドを始めてみました。この時期バルコニーから2000mm鏡筒で撮るような対象が無いので、適当に天頂近くに向けてオートガイドをテストしてみました。ガイドのグラフはまあまあかなと言う程度。もっとも極軸がいい加減なので仕方がありません。そこでドリフトアライメントで極軸を合わすことにし、ドリフトアライメントの傾向線がほぼ横を向くまで調節しました。
これは何の参考にもなりませんが、空の適当な方向に向けてオートガイド撮影したものです。
ここで、木星が撮影可能な位置に昇ってきたので木星撮影を行いました。EQ6Rは一旦電源OFFにし、初期化から木星に近いAntaresを基準星にしてワンスターアライメント。今度はちゃんとファインダー視野に入ってくれました。そして木星を導入。ピント合わせ。ここで、これまでのEQ5GOTOと大きな違いに気付きました。ピントノブを触ってもあまり大きくブレないのです。搭載荷重20kgに10kg程度の鏡筒だとこんなに安定するのかと一安心。少々の風では動かないようです。また、地面の振動によるブレも小さい。今年の木星は高度が低いので、相変わらずシーイングは良くない。この後撮った土星も含めて結果は次のページに掲載します。